DAIHATSU NAKED:フロントワイパーを剥がす。

さて、前工程で取り外したネイキッドのフロントワイパー。
塗装の前に、まずは下地作りです。

アーム基部のアルミ部分は盛大に粉を噴いていて、塗装はパリパリでした。そこでマイナスドライバーでカリカリカリカリ。

ある程度落としたところで、干涸びた塗面とワックスと汚れを除去するために、中性洗剤をつけたボンスターで基部を中心に全体をゴシゴシ。基部に残った塗装は320番のサンドペーパーで(ある程度)落とし、続いて600番の耐水ペーパーで全体的に研ぎました。

今回は(というか、ほとんどいつもなんですけれど)「パッと見でキレイに写れば良い」という方針なので、すごくザックリ作業しています。

乾いたところで、サビたスプリングにサビチェンジャー塗布。1年半前に錆び止め用の黒塗料を塗りたくっていたので、サビの進行は結構抑えられていて、部分的にサビが浮いているくらいのレベルでしたが、気は心で。

そして、塗装工程へ。

|フロントワイパー:外す、剥がす、塗る取り付ける

DAIHATSU NAKED:フロントワイパーを外す。

劣化したリアワイパーを塗装したのは去年の春のこと。でもこれ、本当はフロントワイパーを塗るための練習だったんですよね。でもどうやってもフロントワイパーが外れなかったので放置することになってしまいました。

そして1年半経過。
さらに劣化が進んだ訳で…。
いい加減、キレイにしようよ、と(笑)。

ということで、前回の反省を元にワイパーアーム用の工具を準備しました。

ワイパーなんて汎用品だし、不人気とはいえムーヴベースの軽自動車だし、工具なんて何だって良いだろうと思ったのが大間違い。Amazonで千円もしない工具を使ってみれば、最大限ネジを緩めても工具が入らねーだ。あと5mmに泣かされました…。

ちなみに、この工具、開口部が28mmでネジ先端の半球が5mmでした。ネジが完全に抜けてくれば良かったんですけどね。半球でつっかえちゃったのでした。

こうなりゃもう、安心ブランドのKTC。

基部のゴムを捻り取ってー
12mmのレンチでナットを外してー

KTC謹製工具を取付けてみれば、下のベロが長くて塗装面に接触、正しい位置取りができませぬ。ネイキッドの窓は立ち気味だからなぁ。そこで塗装面を傷つけない様に微妙なポジションを保ちながら、てこの原理でコクッ!

といかない。慎重過ぎました。もう少し力を入れて動かしてみれば、グニャっとヤな感触。ともあれ工具を外し、ワイパーを立てて持ち上げてみたら、スコッと抜けました。バンザイ〜。

シャフトの突き出た部分は、見事な飴色。なにやらヤケドしそうな雰囲気です。こりゃサビで膨張してワイパーアームが抜けなくなってたんだなー。

※ワイパーを外したあと、シャフトにナットを付けっぱなしにしておくのが良識ある処置らしいです(リンケージブロックごと落ちる可能性があるのかしら)。今回の場合、サビやら何やらによる抵抗が十分に大きかったので、ナットを外したまま放置していましたけどね。

と、いった次第で左右2本を無事抜き取ることができました。忘備録として記しておくと、アームもブレードも長い方が運転席側だよ、と。もひとつ忘れない様に記しておくと、シャフト周辺の穴に落としてしまったナットが1つあるよ、と(くそー)。

ともあれ、塗装の下準備、と。

|フロントワイパー:外す、剥がす塗る取り付ける

DAIHATSU NAKED:NGK Premium RX を奢ってました。

昨年9月の車検の際、「交換からあまり経ってないから、そのままでイイですよー」とテキトーに伝えていたネイキッドのプラグ。その後、記録簿を見直したら、交換から既に2年、距離にして18,000kmを走っていたことが判明。歳を取ると時間の経過が早くなるなぁ、とシミジミとしていたことはさておき、交換せにゃあかんよね、と思ったのは年も暮れようとしていた頃の話でした。そして購入したのが、NGK Premium RX。イリジウムより1グレード上のシリーズです。

選んだ理由としては、高性能がどうこうより、高耐久・高寿命に惹かれて。それまでは、ごくごくノーマルの NGK BKUR6EK-9 を付けてました。

上の燃費の推移グラフでは、プラグ交換のタイミングで急に燃費が上がってますが、たぶん、これ、車検のときに交換したタイミングベルトと補機ベルトが馴染んで来た影響が極めて大きいと思います。よって、新プラグの省燃費性能は、いまいち分かりません! ちなみに、右端の方でグラフがぐっと上がっているのは、3月に本島北部をぐるりとドライブしたときのもの。19.65km/l でした。

私のネイキッドには 3,200-3,300rpm あたりでエンジンが息切れするポイントがあって、毎日の通勤で4速でその回転域を超えてればラッキー、回転が足りなければ3速にシフトダウンするような坂道を通ります。だいたいにおいてプラグを交換した直後というのは、モノがなんであれ調子が良くて当たり前で、以前のフツーのプラグでも息切れ領域を感じさせずに4速ホールドで登りきってました。でも、その状態、2ヶ月くらいで元に戻っちゃったような記憶があります。さりながら、今回のプラグは、交換から4ヶ月以上経った今も平然と回ってくれるのでストレスがないですね。さすが高いだけのことはあるわい。ということで、今の状態をどれだけの間維持してくれるのか、ソコントコロを期待しちゃっているわけであります。

と、この記事を書くのに交換当時の写真を見ていて思い出したことがひとつ。一番左のプラグのところから、オイルが滲み出てたんだった…。プラグ交換したら暫く走って再確認しようと考えていたのをスッカリ忘れてました。ちょうどインパネの塗装自作のリング加飾作業の合間に片手間で交換したから、注意がソッチに行ってたかなぁ。でも、こないだウォッシャー液を補充したとき、べつだんオイル臭はしてなかったよなぁ。でも、こないだって、いつだったっけ。はて。

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