60cm水槽:大掃除 その2・サカナ以外、帰宅。

先週の事務所水槽の大掃除から3日目あたりから、3回に分けて一時的に別水槽に避けていたライブロックを本水槽に戻しておりました。段階的にしたのは、貝による芝刈り効果を見極めるため。その結果、魚抜きで本水槽の準備を進めてしまった方がイロイロ良さそうに感じられたので、今日、一切合切の再設置を済ませてしまいました。

いちいち検査はしていませんが、先んじて移したライブロックの付着生物の様子や水の匂いからして、いまのところ水質に問題なさそうな気配。しばらくの間、保険で Tetra ナイトレイトマイナスを滴下するつもりでいます。

そして、ミスジリュウキュウスズメダイとクマノミが残る避難水槽は、ヒジョーに寒々しい雰囲気に。水槽の容量からするとオーバースペックなスキマーが稼働しているとはいえ、外部フィルターを本水槽に戻したので、当面は排泄物の除去と水換えに注意しなくちゃいけないよ、と。

その本水槽はライブロックの設置で底砂が撹拌されて無数の白点虫たちが目を覚ましているはずなので、魚の引っ越しは来週末以降を見込んでいます。前回の大掃除では、清掃から3週間後には藻が繁茂して困ったちゃんでしたから、間を置くことで水質変化の様子見も兼ねられますしね。

ということで、魚が来るまでに藻を食いまくるのだ、貝くんたち。ちなみに、今回の大掃除で視認できた貝は、マガキガイ2個体、シッタカ4個体、キイロダカラ3個体でした。3年前は片手に余るくらい大きかったタマイタダキイソギンチャクは、1cmくらいまで縮小していた姿を発見。溶けて消えるのは時間の問題…。

さて。新しい住人は何にするかな。暴君ミスジの頭を押さえられる存在は欲しいよなー。新春セールの品揃え次第だけど…。

|60cm水槽 大掃除:#1, #2, #3

60cm水槽:涼風が吹いたところでクリーナー

9月半ばを過ぎたあたりから、ようやく涼やかな風が吹き始めて来た沖縄。今年は例年になく蒸し暑かったなぁ。事務所備え付けのクーラーを除けば、これといって冷却設備のない60cm水槽の水温も、ようやく30度を超えることがなくなって参りました。

やはり今年も春から初夏にかけて☆になる個体が少なからずいて、いまや魚類はリュウキュウミスジスズメダイ(約4年)とクマノミ(約3年)の2個体のみ。導入時は手のひらから溢れるくらいだったタマイタダキイソギンチャク(約3年)は、もはや直径1cm…。さりながら。飼育放棄はまかりならんので(!)、気温が下がって来たところでクリーナー生物の導入であります。

まずは、キイロダカラを2個体。本当は馬力のあるシッタカが欲しかったのですが、何故かしらねどこの1年くらい、在庫が薄い状態が続いているんですよね。

現状、水槽内の貝類は、目視確認できる範囲でキイロダカラ3個体、シッタカ1個体、マガキガイ1個体という編成です。

そして新たな芝刈り要員として、クリイロサンゴヤドカリを1個体動員。去年の秋に投入したツマジロサンゴヤドカリ5個体は、しばらくして一番小さな個体が☆になった以外は初夏の頃まで元気にしていたのですが、その後同種間のケンカが始まり、あちこちにもぎ取られた大鋏が散らばる修羅場となりました。そして、誰も居なくなったと…。

そんな訳でツマジロが使っていた貝殻や転居用に入れていた貝殻がゴロゴロしている水槽になっていた所為か、導入2日目にしてクリイロくんが引っ越しました。

ちなみに、最初はユビワサンゴヤドカリを買うつもりだったのですよ。その水槽にいた一番小柄なヤツを選んだらコイツだったと。ユビワ580円に対し、クリイロ150円。レジで合計金額を聞いたとき、打ち間違えたのかと思いました。で、説明を受けて正体を知ったと。所詮クリーナーとしての登用なので、多少見栄えして動きが面白ければ何でも結構。それで安けりゃ、なおのこと。ま、全般に安いヤツほど長生きしてますからね、ウチの水槽の場合(笑)。

と、いうことで、芝刈りよろしく、です。

60cm水槽:角を矯めて牛を殺す

【12月23日】
事務所の海水水槽のガラス面が藻類で見苦しく成って来たばかりか、ライブロックも草まみれになっていたので、水槽の大掃除をすることに。

まずは、前回4ヶ月間放置していて今後は性根を入れ替えて3ヶ月ごとに洗ってやろうと心に決めていた EHEIM 2215 を、5ヶ月ぶりに清掃。って、こら。

あ、いやでも、思ってたより、汚れてませんでしたよ。

【12月28日】
大掃除を敢行。半年ぶりにライブロックを芝刈りしてみれば、当時と同じくらいの取れ高でありました。

芝刈りしたライブロックと生体を小型水槽に隔離して・・・

ガラス面をフィルム貼り用のスクレーパーでガシガシワイプ。

水が汚れたついでに、表層の底砂を軽く撹拌して沈殿物を浮遊させ、ほぼ全水交換。

ちなみに、前回水槽をリブートした際に底砂は平均して10cmくらいの厚さを持たせてあり、表層から2cmくらいのところに鉢植え用の網を敷いてあります。なので、清掃で撹拌された範囲も限定的(なはず)です。

スキマーを強めにかけて水の澱みが薄れたころに生体を戻して作業完了!

やっぱキレイな水槽は気持ちえぇわぁ〜。

だったのですが。放流直後からクマノミ♂の元気がなくなって、数日後☆に。残されたクマノミ♀とミスジリュウキュウスズメダイも、な〜んか、大人しい感じ。水質が一気に変わってしまったのか・・・。

【1月3日】
クマノミとミスジの健康に問題はなさそうだったので、水にも問題ないだろうと判断。魚が2匹だけというのも寂しすぎるので、正月セールで新魚を導入。放っておくと暴徒化するミスジの頭を抑える目的でルリヤッコを、そして水槽内の彩りを増やす目的でバイカラードッティバックを選択。

気の強いヤツらばっか(笑)。

【1月20日】
珪藻とトロロ状の藻が繁茂。大掃除前はそんなことはなかったので、やっぱり水質が随分変わってしまったわけなのね。

11月にツマジロサンゴヤドカリとセットで導入したタカラガイは、1個体しか見当たらず。かつ、窓ふきとして全く機能せず。頑張っているのは1年以上勤務しているシッタカ1個体のみ。

【2月1日】
シッタカ1個体だけでは如何にも戦力不足なのだけれど、季節的なものなのか何なのか、このところシッカタがサカナ屋で売られておらず。昨日、ようやくシッタカぽい巻貝を見つけたので、ルリヤッコの整備要員スカンクシュリンプとセットでお買い上げ。

導入前に排水チューブをあてながらスクレーパーで藻を軽く落とし、10リットルほど水を替えておきました。あとは水槽内の連中の力でドウニカ安定するといいなぁ。

しっかし、この水槽崩壊に繋がりかねない一連の流れは、明らかにワタクシ自らが引き起こしてますな。さいきん水槽への注意/関心が薄れていたせいで「基本的なコト」がおろそかになっていたと、水槽よりも深く反省中であります。

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