60cm水槽:涼風が吹いたところでクリーナー

9月半ばを過ぎたあたりから、ようやく涼やかな風が吹き始めて来た沖縄。今年は例年になく蒸し暑かったなぁ。事務所備え付けのクーラーを除けば、これといって冷却設備のない60cm水槽の水温も、ようやく30度を超えることがなくなって参りました。

やはり今年も春から初夏にかけて☆になる個体が少なからずいて、いまや魚類はリュウキュウミスジスズメダイ(約4年)とクマノミ(約3年)の2個体のみ。導入時は手のひらから溢れるくらいだったタマイタダキイソギンチャク(約3年)は、もはや直径1cm…。さりながら。飼育放棄はまかりならんので(!)、気温が下がって来たところでクリーナー生物の導入であります。

まずは、キイロダカラを2個体。本当は馬力のあるシッタカが欲しかったのですが、何故かしらねどこの1年くらい、在庫が薄い状態が続いているんですよね。

現状、水槽内の貝類は、目視確認できる範囲でキイロダカラ3個体、シッタカ1個体、マガキガイ1個体という編成です。

そして新たな芝刈り要員として、クリイロサンゴヤドカリを1個体動員。去年の秋に投入したツマジロサンゴヤドカリ5個体は、しばらくして一番小さな個体が☆になった以外は初夏の頃まで元気にしていたのですが、その後同種間のケンカが始まり、あちこちにもぎ取られた大鋏が散らばる修羅場となりました。そして、誰も居なくなったと…。

そんな訳でツマジロが使っていた貝殻や転居用に入れていた貝殻がゴロゴロしている水槽になっていた所為か、導入2日目にしてクリイロくんが引っ越しました。

ちなみに、最初はユビワサンゴヤドカリを買うつもりだったのですよ。その水槽にいた一番小柄なヤツを選んだらコイツだったと。ユビワ580円に対し、クリイロ150円。レジで合計金額を聞いたとき、打ち間違えたのかと思いました。で、説明を受けて正体を知ったと。所詮クリーナーとしての登用なので、多少見栄えして動きが面白ければ何でも結構。それで安けりゃ、なおのこと。ま、全般に安いヤツほど長生きしてますからね、ウチの水槽の場合(笑)。

と、いうことで、芝刈りよろしく、です。

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