なりゆき試し撮り(smc DA 40mm Limited 篇)

先週のこと。新着だけど中古の PENTAX K-S1smc DA 40mm/F2.8 Limited 片手に、ぶらぶらと試し撮りに出かけました。以下の写真は、いずれも絞り優先(Av)、マルチ測光、露出補正 -0.3EV 固定、その他ごく標準的な設定。プレビューなし、撮影後チェックなし、サッと撮ってパッと移動するパターンにて。

思っていた通り、K-S1 と DA 40mm Ltd. の組み合わせは、とても身軽で良かったです。ただ、ここしばらくスマホでの広角撮影にすっかり慣れてしまっていたので、35mm 換算 60mm という「標準よりちょっと狭い」画角の距離感を掴むのに手間取ったばかりか、そもそものところで一眼レフの撮り方を身体が思い出すまでに時間がかかってしまいました。

さて、このレンズ、スペックからして、昔の smc M 40mm/F2.8 あたりが参照されているのかなと勝手に想像していたのですが、そのせいなのかどうか、フィルム時代から目にしていたような雰囲気の写真がチラホラ紛れてて面白かったです。その点、同じ smc 版でも、smc DA 21mm Ltd. は今っぽい印象がありますね。

もっとも、smc 版リミテッドの販売期間が既に10〜20年前のことですもの。今回中古で買ったレンズが、昔から使い続けているオールドレンズ並みにヤレている可能性も否定できず(笑)。

ともあれ。新たに加わった中古の一眼レフにも中古のレンズにも、実用上なんら問題なし!ということで、まずはめでたしめでたし。あとは、どしどし使いやがれ、と。

Bryan Adams : Roll With The Punches

ブライアン・アダムスは、昔からリアルタイムで聴き続けているアーティストのうちの一人。新作アルバム「Roll With The Punches」が発売されるという情報を目にした際も、そそくさとアコースティックバージョン CD 付きデラックス版を予約しておりました。

9月に入ってアルバムが届いてからというもの、通常盤を1週間ほどプレイヤーに入れっぱなしにして、朝な夕なに通し聴き。前作「So Happy It Hurts」が、気持ちよく振り切ったアルバムだったせいか、今回のアルバムは、もひとつ地味というか「いかにもブライアン・アダムス」的な安定感が強いような印象を受けました。ちょっと最近、曲名連呼パターンが多過ぎじゃね?て気にもなったり。

だがしかしけれども。そのあとアコースティック版ディスクに切り替えたら、実に耳当たりがよろしゅうございまして。これまた1週間くらい聴いているうちに、曲名連呼が気にならなくなったばかりか、気づけば口ずさんでいる私がおりましたよ、と。

さらにその後、再び通常盤に戻ったら、取り立てて引っかかりどころもなく、楽しく聴けちゃいました。よって、アルバム通し聴きする人にはデラックス版が良いやも。

【ブライアン・アダムス 発表年代別おすすめアルバム】
1980s : Reckless いわずもがなの代表作(この前後作も良い)
1990s:18 til I Die  オバカ(もちろん褒め言葉)似合い始め
2000s:Room Service  シンプルさが良いです
2010s:Get Up 懐古色&ジェフ・リン色強めの異色作。でも、いい塩梅
2020s:So Happy It Hurts 帰ってきたオバカ。れっぜっびっぎったー!

OUTDOOR PRODUCTS カメラショルダーバッグ03

普段使い用のカメラバッグを数年前に廃棄していたので、中古の PENTAX K-S1 導入に合わせて新しいカバンを購入することにしました。

小型単焦点レンズを装着した小型一眼レフと、もう1本レンズを入れられる、上部に持ち手のついた、できるだけ小さい、お手頃価格のショルダーバッグ、という条件で選んだのが、ハクバから出ていた OUTDOOR PRODUCTS ブランドの「カメラショルダーバッグ03」。色は迷うことなく、ネイビー(このブランドではそんな刷り込みが…)。

K-S1 + smc DA 40mm Ltd.

サイズ感は「ぶ厚いウェストポーチ」。内寸は W210 × H130 × D90mm。DA 40mm Limited(以下、Limited は Ltd. と記載)を装着した K-S1 が、レンズ前向き・底面下向きでスッと収まりました。DA 21mm Ltd. では少し内壁を押し気味になるけれど、余り気にはならない範疇。K-S1 より微妙に厚い K-S2 でも同じようなレベル。

左:HD DA 55-300mm RE 右:K-S2 + HD DA 15mm Ltd.

より長い DA 15mm Ltd. をつけた時は、正面ポケットにモノを入れないのであればカメラ底面を下にしても入らなくはないけれど、背面を下にした方が無難な感じ。さらに長い DA 35mm Macro Ltd. になると背面下向き確定で、K-S2 との組み合わせではレンズの先端が仕切り上辺と同じくらいの高さで収まりました。

K-S1 / K-S2 の幅で仕切りを合わせたとき、その横にできるスペースには、フードを逆被せにした HD DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE がすっぽり収まりました。であるならば、私の持っている単焦点レンズたちなら、どれも入るだろうよ、と。

K-S2 + smc DA 17-70mm F4

仕切りを外したときに、どれくらい長いレンズまで入るか試してみたところ、フードを逆被せした smc DA 17-70mm F4 AL[IF]SDM を装着した K-S2 が、側面を下にして、長手方向に 2cm ほど余裕を残して収まりました。なお、カメラのショルダーストラップを仕舞い込もうとすると意外に嵩張るので、このカバンではハンドストラップまで、とするのが良さそう。

ちなみに、過去(K-S2 導入時)に普段使い用にあてていたのは、Bianchi フォトショルダー「EBPI-04」。カメラバッグに見えない小洒落たカバンで、撮影用途外でも違和感なし。購入から5〜6年で合皮がボロボロと崩れはじめ、廃棄に至りました。

実用面では、ちょっと持ち上げたい時や、ちょっと引き寄せたい時に、長いショルダーベルトをたぐってバランスよく掴まなくてはならない点が、少しばかりストレスでした。今回のバッグ選定にあたって、上部に持ち手があることを条件に入れたのは、その経験から。

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