イソギン、穴があく。

都屋で汲んできた海水を片手に事務所に入ってみれば、サンゴイソギンチャクがストレーナー(ポンプの吸い込み口)に張り付いて縮こまってるではないか! 慌ててポンプをオフ。ぽにょんと戻ったものの、水交換中もストレーナーから離れる素振りを見せない。これは吸い込まれたな・・・。

ストレーナーを外して観察したところ、一筋の肉が予防策として嵌めていたスポンジフィルタを突き抜けてストレーナーの狭いスリット内側に達していました。イソギンの外皮はストッキング並みに薄く破けやすいので、慎重に慎重に重ねてレスキュー活動。無事、救出。

イソギンを水槽に戻してみると、縮こまったまま口を開けてモジモジしている。ずぅ〜っとモジモジしている。よくよく観察してみたら、一部、破けて中身が見えてました・・・(写真で下の方が破けてます)。ちなみに、元気なときはこんな感じです。

とにもかくにも回復を祈るばかり。

別居します。

昨日おもむろにお見合い状態となったヨシノボリたち。仕事から帰ってみれば、やはり♂の白子さんが♀2匹を追い散らかしていたので、急遽♀だけ別水槽に隔離しました。落ち着いて眺めてみれば、大きい方もまだ色気づきが足りない。ちょと早まりましたね。

ちなみに、この♀たちは白子さんたちと同じタイミングで捕獲された個体だそうで、以降、大学の研究室で独立した水槽で飼育されていた箱入り娘。ナワバリ意識の強いヨシノボリとはいえ、飼いならされて多少はおっとりしている、ハズ。

オンナ同士の戦いが勃発しなければ良いなぁ・・・。

男やもめだってのに。

昨秋から1ペアとなった我が家のヨシノボリ水槽。白子さん(♂)と二人きりになっても相変わらず常世の春を謳歌していた暴君ジャイコ(♀)も、年末にはクーデターで失脚。亭主関白で上手く収まるかとチョビっと期待したものの、1週間もしないうちに白子さんに追い立てられてジャイコが他界してしまいました。

その後、白子さんと♂のヤマトヌマエビという男所帯が続いていたわけですが、そろそろヨシノボリも繁殖シーズン。ぼちぼち雌を追加しておかなくては。そんな折、都合良く大学時代の同級生から研究室で飼っていた♀2匹をもらいうけることに。1対2なんてウラヤマシーヤツめと思いながら新参モノたちを水槽に投入しました。

はじめのうち、巣穴に潜り込んで出てこなかった白子さん。思いのほかシャイなヤツだったかと思いきや、ルチャの散歩から帰ってみればオンナたちのシリを追っかけてる真っ最中。それも色気ある追っかけ方ではなくって、単に追っ払っているだけ。

ご婦人方は、もっと丁重に扱えっての。

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