生と死と。

月曜の昼下がり。

ふと背後の水槽を眺めたら、スカンクシュリンプの動きがいつもと違う。横たわったカクレクマノミに股がり、エラの内側にハサミを差し入れて盛んについばんでいたのでした。急いでカクレを引き上げたものの、既に☆。5ヶ月余り経過した事務所水槽で、初のサカナの脱落者。

片側のエラに内側から出血した跡がありましたが、その他に外傷はなし。朝は元気にしてましたから、病気ではないでしょう。疑わしいのは、やっぱりスカンクシュリンプだなぁ。脱皮を繰り返してデカクなり、水槽内で一番大きいシマキンチャクフグですら、掴まれると沈みがち。ちっこいカクレなんて、抱えられたら泳げないよな・・・。ヤツにしてみれば「エラについたムシを食べてあげるよ。あれ、エラも美味いじゃん」くらいなノリなのかしら。

残ったカクレ(いつもいじめられていた方)1匹だけだと、ミスジリュウキュウスズメダイの群れに集中攻撃されそうなので、そのうち補充するつもりです。

一方、こちらは通販で仕入れたコサボテングサ

実に元気で、先端から丸い葉がどんどん生えてきています。だいたい4〜5日で1枚。今や3段目の新しい葉が生えつつあるところ。シマキンチャクフグに齧られた跡が何カ所か見受けられるも、絶対的に成長速度の方が速い。

どんだけ伸びるのか、ちょと興味を持って見守っております。

イソギン、回復中。

2月7日(事故から2日目)

ストレーナーに吸い込まれて負傷した、事務所のサンゴイソギンチャク。

ひとまず光合成でエネルギーを蓄えなされと明るいスペースに置いてから、数日間移動もせずにじっとしておりました。縮こまっている時間が長くて、こりゃ☆に近づいたかなーと思ったげな。

2月17日(12日目)

しかしながら、なかなかシブトイ。1週間ほどすると、ガラス面を移動するほどまで回復。

と、思いきや、口をアングリ開けっぱなしに。
やっぱり☆か??

2月26日(21日目)

それでも頑張るイソギンチャク。

写真下側が負傷した部位です。触手が溶けたように消失している模様。ただ、破れてギザついていたフチの部分が滑らかに繋がりつつあるので、案外これは大丈夫かもしれませんね。

生産者たち

事務所の水槽に、ウミキノコを2つ導入しました。

確かに、キノコですねぇ。頭の黒いエリンギですねぇ。

設置後2時間ほどして、1次ポリプが伸びてまいりました。

今回初めて通販で生体を買ったのですけれど、ナカナカ元気そうです。店が石垣島、事務所が沖縄本島と、移動時間が短かったせいもあるのかな。それに、同じタイミングで水の入れ替えもしましたしね。

早く2次ポリプが開いて花火状態になることを願うばかり。
・・・でもウチの水槽、明らかに富栄養だろうからな。大丈夫かな。

ホントは、買いたかったのはコチラのコサボテングサ。送料よりも安い買い物をしたくなかったので(笑)、ウミキノコをカートに入れたのでした!

サンゴイソギンチャク導入に伴いライトを蛍光灯2発にして光量が増えてから、粘着系の藻類が底砂を覆い尽くすようになったので日陰を作りたかったと。さらに多少なりとも富栄養化のブレーキになれば良いかな、という頭であります。

しっかし思ってたより、ちっさ! 日陰、できないじゃん。
でも、2つ発注して3つ入ってたから、結果ラッキー♩

大きくなれよぉ〜。

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