iMac i3 21″(MID 2010):救難信号(あるいは今日もまた誰か乙女のピンチ)

昨日のこと。Bootcamp で Windows 7 機として使っている事務所の iMac i3 21″(MID 2010)をシャットダウンしようとしたら、いやんなブルー・スクリーンが表示されて応答しなくなりました。記されていたのは「STOP: 0X0000007E」。調べてみたら、「この問題は、USB ビデオ デバイスがアンロードされるとき USB ビデオ ドライバーで競合状態が発生したために発生します。」だそうな。はて。心当たり、なし。

ともあれ、コンセントを引っこ抜いて電源を落とし、改めて起動してみると、起動音がならずに黒い画面のまま「ぶぶぶ・ぶーぶーぶー・ぶぶぶ」というブザー音が…。何度やっても同じなので、ひとまず電源オフ。

そして今日。一晩寝かせても状況は変わらず。電源投入後に起動音がならずにブザー音が出ていることから、Windows ではなく MacOS というかハード側の問題である可能性が高そう。ブザーも短音3長音3短音3という、いかにも意味深な音なので再び調べてみたら、「9 beeps」と呼ばれているメモリー系のトラブルらしい。昔はメモリー系でトラブると「ガシャーン」とガラスの割れる音がしてたのにね。モールス信号で「S.O.S」たぁ、合点は行くけど分かりづらいや。

そこで、有線キーボードを繋いで PRAM クリアとかターゲットディスク・モードとかのキーコンボ起動を試してみたのだけれど、ブザー音が鳴らなくなるだけで画面真っ暗、何度繰り返しても変化なし。購入から丸6年経っているので、まぁ、頃合い、なのかな…。

てことで。純粋な Windows 機を求めて量販店に向かいました。日常的には事務と表示検証レベルだから激安品でも十分なのだけれど、たまに動画エンコードに使うので、お手頃価格のミドルクラスのミニタワーモデルをチョイス(Macだって、ホントは一体型は避けたいのです)。ただし、内地発送なんで今日はモニタだけお持ち帰り〜っと。

あとは時間と気力のあるときに iMac を分解して、去年交換した HDD と温度センサーを回収するだなぁ。そんでもって、本体をリサイクル回収か。6年間、お疲れ様でしたっと。

MacBook Pro:最後のバッテリー交換(だはず)

購入から間もなく10周年を迎える MBP 15.4″ (Late 2006)。春先にバッテリーの寿命が尽きたところで、Mac mini も買ったことだしあとは本体を最期まで看取ろうと決めていたのですが。やっぱり、壊れたバッテリーを付けっぱなしにしてナニカあると怖いので、交換することにしちゃいました。前回3年前に利用したのと同じサードパーティ品です。

バッテリー交換はこれで4回目、純正2個に非純正2個で約3万円。その他に HDD/SDD 交換2回で約2万4千円、メモリ増設に4千円、光学ドライブ交換に4千円、都合6万2千円を修繕費にかけていることになります。本体は確か24万円くらいだったので、ざっくり言って10年間で30万円。年単価で考えれば、コストパフォーマンスの良い製品だこと!

ただし、それも昔を思えばの話。高解像度の映像編集や3D制作でもしない限り、いまどきは中庸パソコンでも性能的に十分ですものね。10万円のパソコンを3年で、あるいは、15万円のパソコンを5年で買い換えるのと費用対効果が同じだとすれば、新しいモノを使えた方が気分イイんじゃね、ではあります(Mac mini はこの考え方にて)。

それにしても。さすがに10年間も使っていると、愛着がわくというより、魂が宿っていてもおかしくないかもと思ったり。これからも(ときどき)使いますから。出火や爆発だけはカンベンね。

Mac mini のセットアップ

MacBook Pro 15″(Late 2006, Snow Leopard)から、先週届いた Mac mini(Late 2014, El Capitan)への各種データ移行を本日済ませました。

データ移行は、ターゲットディスクモードで起動した MBP を Firewire ⇔ Thunderbolt 経由で mini に接続し、mini 側から手作業で行うことにしました。なんせ、MBP は 2006年12月に購入してからアップデートにアップデートを重ねたマシンであり、無用のファイルがわんさか含まれていること間違いなしなんで、移行ツールで丸ごとポチっとする気には到底なれなかったのです。

移行前の下準備として Finder の環境設定で起動ディスクを可視化し、続けて Finder の表示オプションで「ライブラリ」を可視化。ちなみに、mini のアカウント設定(ユーザ名やユーザディレクトリ名など)は、MBP と全く同じにしています。

最初に移行したのは、Keychain。mini のデスクトップ上に一旦コピーし、login.keychain をリネームした上で、mini のライブラリフォルダに移動。キーチェーンアクセスを起動し、「ファイル/キーチェーンを追加」で移動したファイルを選択。

続いてフォント周りの移動。私の場合、MBP では「ライブラリ/Fonts」「ユーザ/ユーザ名/ライブラリ/Fonts」にフォントを追加していました。一旦、MBP のフォントを mini のデスクトップにコピーし、視覚的に区別できるようタグで色つけ。mini では「ライブラリ/Fonts」だけで管理することにしたので、色付けしたフォントをガサッと移動。同名フォントは「上書きしない」ないし「両方残す」を選択。そのあとで、Finder でタグ色を参考にしながら重複フォント名の古い方を削除しました(拡張子違いの同一名フォントは、ほぼ使わないものばかりでした)。

あとは、アプリ単位でライブラリ内の関連ファイルの移動とアプリ本体のインストールを行っていくのと、自分で作成したファイル群のコピー作業。

アプリで悩ましかったのが、メーラー。私ゃここ10年くらい Thunderbird を使い続けていたのだけれど、いっとき開発取やめの噂が流れたりしたくらいなので、先々に不安が…。近頃は Mac の Mail も悪くなさそうだし、iOS デバイスとの連携は純正品の勝ちですしね。でも、Thunderbird → Mail の移行(というより何か生じたときの対応)が面倒に思われたので、Thunderbird のままで行くことにしました。さすがに10年以上のメールが蓄積すると15GB超まで膨れ上がっていて、いささか時間がかかりましたとさ。

その他、FTP ソフト(Cyberduck)や WEB ブラウザ(FireFox)といった Keychain との関わりが深いものと、iTunes や iPhoto ライブラリの移動&セッティングを済ませてアプリ関連は一旦おしまい。過去を引き継ぐ必要性の低いアプリたちは必要に応じて逐次追加しようか、と。

MBP で2パーテーションに切って重量級ファイル保管と Time Machine 用に使っていた 1TB の外付けハードディスクは、mini では1パーテーション化& Time Machine 利用することにしました。昔からの習慣で処理速度優先で内蔵ディスクには重い制作ファイルを置かないように心がけていたんですけどね。いまさら自宅でヘビーな作業をすることはないだろうし、むしろ自動バックアップの対象にしておいた方が心安らげるってもんです。ということで、MBP と外付ディスクに保存してあったファイルを mini のデスクトップに搔き集め、整理し、適当と思われる場所に配置しておきました。

そんなこんなで半日。今回が日本語の逐次自動変換にムズムズしながらの mini 初投稿であります。今後 MBP は、DAT 音源のファイル化マシンとして余生を過ごす予定。或いは、でっかい光学ドライブとして(笑)。あ、そういえば、Windows XP マシンでもあったっけ。

【参:本文で触れた設定ファイルの所在】
ユーザ/ユーザ名/ライブラリ/keychains
ユーザ/ユーザ名/ライブラリ/Thunderbird
ユーザ/ユーザ名/ライブラリ/Application Support/Cyberduck
ユーザ/ユーザ名/ライブラリ/Application Support/Firefox
ユーザ/ユーザ名/ピクチャ/iPhoto Library
ユーザ/ユーザ名/ミュージック/iTunes

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