DAIHATSU NAKED:ドア内張り固定フレームの整備、ちゅうか。

先週、ドアトリムのネジを交換した時に発見した、左後席の内張り固定用フレームのガタツキ。ガラス部のウェザーストリップを交換して間もなかったこともあり、また取り外すのヤダーな気分だったので見なかったことにしました。

なんだけど、ウェザーストリップが新鮮なうちに作業した方が破損する可能性も低い訳で、陽気に誘われて作業開始! 案ずるよりも産むが易しというか、割とサクサクとドアトリムの取り外しを終えました。

ガタついていたフレームを見てみると、ネジが1本ないわ、別の1本は半分がた抜けかけているわ、あんまりな状態。おまけにフレーム自体もサビがキテるし・・・。

ということで、フレーム本体をどうにかしてやろうという気になりました。
まずはサビ取りクリーナー! 

てか、内側を見るとほどんど鉄くず(笑)。いずれにせよ、サビを完全に除去するのはムリだろーな状態だったのでテキトーに。

それから、ブレーキクリーナーで洗い流してテキトーに脱脂して、シャーシーブラックでテキトーに塗装いたしました。

だって目に触れない部品だもん。サビの侵攻を遅らせることができればイイんだもん。

欠損したネジは、余り一般的でない代物だったので、純正品を買いにいったら店内在庫なし。ウェザーストリップと内張りの取付け取外し作業を繰り返す気力もなかったので、DIY屋で似たような品を探すことにしました。

付いていたネジは、六角プラス頭のワッシャーつきタッピングφ6×約15mm(写真・左)。DIY屋で売られているタッピングネジで近いのは、トラス頭のΦ6×20mm。頭はともかく足が5mmも長いのが気がかりポイント。

ドア内部に5mmも余計にネジが突き出るのはキケンな香りがしたので、スプリングワッシャーと平ワッシャーを交互に2段かませて、頭側で長さを調整することにしました。

それに、六角で締め付けるようなトルクをかけるネジということは、ドライバーだけで締め付けると再度外すときに山を潰しかねないですから、ワッシャーが多いのは気休めかもしれないけれど良いんじゃないかなぁ、と。

なんだけど、ウェザーストリップが新鮮なうちに作業した方が破損する可能性も

フレームを取付けたところ。
幸い、ネジが突き出た分は干渉なしにドアトリムを組みつけられました。

このドアは、ドアトリム固定ネジがサビきっていたドアなので、フレームが同じ様にサビてても不思議はない、とはいえ。

他でも同じ様に、劣化が進んでいるんだろうな・・・。
と、思った矢先のこと

DAIHATSU NAKED:ドアトリム取付ネジの交換

窓のウェザー・ストリップを交換しているときに見つけてしまった、後席左ドア内側の引き手の中の腐りきったネジ。ドアトリムを固定しているネジでもありますから、コレが外れなくなると、例えばパワーウィンドウの修理が必要なときに困ってしまうイヤなネジ。

ネジ山を崩さない様、潤滑剤にしばらく浸してからゆっくりトルクをかけて外しました。これほどひどくないとはいえ、他のドアのネジも同傾向。

沖縄で車内を密閉して駐車していると熱と湿気がこもって非常に不快なうえにカビが錬成されやすいので、私は普段から全ての窓をうっすらと開けています。こうしておくと車内を乾燥させやすい反面、風雨が強いときなどは水が入り込みやすくもある諸刃の剣。このネジは窓にほど近い水が溜まりやすい箇所にあるだけに、錆びて当然といえば当然、ではありますかね。

たかがネジに純正品を発注するのもアホらしく思えたので、近所のDIY屋さんで現物合わせで似た様なネジを探しました。

選んだのは、錆びにくいステンレス製のナベ頭のタッピングネジ(φ5×12mm)。ただし、純正品の頭は直径10mmくらいなのに対し、市販のネジは8mmくらいしかなかったので、その穴埋めにφ4×10mmのゴムワッシャーも一緒に買いました。小さな径のワッシャーにしたのは、φ5mm用だと外周径が12mmと大きくなり引き手の凹部に入りきるか微妙だったのと、溝の広いタッピングネジならゴムの1mm分くらい問題あるまい、という判断から。

組んでみたところ。

無理なくピッタリ。

固定したところ。

ゴムワッシャーが潰れ、上手い具合に引き手の凹部を埋めるように収まりました。目立たなく黒く塗られた純正部品に比べると如何にも自己主張が強いですが、普段目に入るところでもなし(だからサビの進行を許していたわけですが!)固定できれば十分です。気になるようなら、タッチペンで黒く塗りつぶせば良いだけですし(まずやんない)。

ああそうだ。
後で防水スプレーはかけておこうかな。

DAIHATSU NAKED:後席ガラス部ウェザー・ストリップ交換

いつの間にか、左後席ガラス内側のウェザーストリップがプカプカと浮いておりました。何かの拍子で引っ掛けて、ツメを壊してしまった模様。

どうせなら内外両方変えてしまえと先週のうちに部品発注を済ませ、エンジンマウント交換のためディーラーに出向いた際にパーツを受け取ってありました。本日、天気を見計らって作業開始!

なのですが。3年前にフロントを換えようとしてツメをバキバキ折ってしまい、それからというもの、この作業に凄く苦手意識を持っています。もっとも、交換しようとした部品が劣化しまくってましたから、無理もないのかな、という気はしているのですが・・・。

幸い、今回はハナからツメが折れているので気が楽。ツメの構造はシンプルで、写真の通り、ドアパネル/ドアトリムに空いた取付穴に内外から挟み込んでいるだけ(写真の内側のベロは折れて開いてます)。なので、本来はポチッと簡単に外せそうなものなのですが、あちこち試してみてもストリップを変形させずにツメにアクセスするコツが分かりませなんだ。結果、腕力。すごく、なんだかなーな気分。

車内側の勘合位置。車外側も、だいたい同じ様な箇所です。

取り付け部をキレイに拭き取ってから、新品パーツのハメ込み。ベロを軽くハメ込んで位置合わせをした後、親指の腹でギュッと押し付けてお終い。外側のパーツ取り付けは大した工夫も要りませんでしたが、内側のパーツは若干ガラス側に押し付けながら挿入しないと穴にベロが入りませんでした。

ちなみに、ベロの色は内外の部品で異なっていて、外側は乳白色、内側はグレーになってました。パッと見で区別がつくようになっているのでしょうね。

しっかし、コツはなんなんだろう。
気になって夜も眠れない(ウソ)。

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