劣化したリアワイパーを塗装したのは去年の春のこと。でもこれ、本当はフロントワイパーを塗るための練習だったんですよね。でもどうやってもフロントワイパーが外れなかったので放置することになってしまいました。
そして1年半経過。
さらに劣化が進んだ訳で…。
いい加減、キレイにしようよ、と(笑)。
ということで、前回の反省を元にワイパーアーム用の工具を準備しました。
ワイパーなんて汎用品だし、不人気とはいえムーヴベースの軽自動車だし、工具なんて何だって良いだろうと思ったのが大間違い。Amazonで千円もしない工具を使ってみれば、最大限ネジを緩めても工具が入らねーだ。あと5mmに泣かされました…。
ちなみに、この工具、開口部が28mmでネジ先端の半球が5mmでした。ネジが完全に抜けてくれば良かったんですけどね。半球でつっかえちゃったのでした。
こうなりゃもう、安心ブランドのKTC。
基部のゴムを捻り取ってー
12mmのレンチでナットを外してー
KTC謹製工具を取付けてみれば、下のベロが長くて塗装面に接触、正しい位置取りができませぬ。ネイキッドの窓は立ち気味だからなぁ。そこで塗装面を傷つけない様に微妙なポジションを保ちながら、てこの原理でコクッ!
といかない。慎重過ぎました。もう少し力を入れて動かしてみれば、グニャっとヤな感触。ともあれ工具を外し、ワイパーを立てて持ち上げてみたら、スコッと抜けました。バンザイ〜。
シャフトの突き出た部分は、見事な飴色。なにやらヤケドしそうな雰囲気です。こりゃサビで膨張してワイパーアームが抜けなくなってたんだなー。
※ワイパーを外したあと、シャフトにナットを付けっぱなしにしておくのが良識ある処置らしいです(リンケージブロックごと落ちる可能性があるのかしら)。今回の場合、サビやら何やらによる抵抗が十分に大きかったので、ナットを外したまま放置していましたけどね。
と、いった次第で左右2本を無事抜き取ることができました。忘備録として記しておくと、アームもブレードも長い方が運転席側だよ、と。もひとつ忘れない様に記しておくと、シャフト周辺の穴に落としてしまったナットが1つあるよ、と(くそー)。
ともあれ、塗装の下準備、と。