このところ Planar T* を付けっぱにしていたおかげで 50mm レンズの距離感に馴染み始めたところで、smc M 50mm F1.7 の状態確認と併せて K-S2 の Mモードの使い勝手を試すことにしました。例によって、液晶隠しの一発撮りです(なんかこのスタイルが習慣づいてきたような)。
Mレンズを使うときに必須となるのが「グリーンボタン」。人差し指をレリーズボタンから少しずらせば届いた K10D に対して、K-S2 では自然に指先が届くのが隣の露出補正ボタンで、それから第1関節ウラに触れているグリーンボタンまで指先をスライドさせる、ような探り方になります。ただ、使いづらい、というレベルではなく、ちょっと指が窮屈かな、といった具合でした。
一方、K10D で内蔵ストロボのオーバーハングで隠れていた絞り環が、K-S2 では真上から確認できて良かったです。トータルでは、K10D よりも K-S2 の方が古いレンズを使いやすい印象。
今回使った M50mm F1.7 は、1985年に中古購入した ME Super にオマケでついてきたレンズ。PENTAX FORUMS の情報によると発売開始は1977年で、後継のAレンズが1984年に登場しているので、31〜39年前のシロモノということになりますねー。A28mm F2.8 同様、フィルムカメラや K10D(いや、*istDS かな) ではちょっと柔らかくて淡白なレンズという印象があったのですが、K-S2 ではそれなりにシャープで色乗りもそこそこイイ感じに処理されている気配があります。私的にはコンダケ写ってくれれば言うことなし!
ただ、いかんせん Planar T* の存在が(笑)。
小型軽量なので、気軽にぶらぶらしたいときに選ばれるのかな、と。