スティーヴン・キングが誉めてたらしいので(笑)、「モールス」を観てきました。佳作の部類に入るんではないかと思います。ホラー&サスペンス系に抵抗のない方は、どぞ。
中盤までに主だったネタが出そろってしまい、いったいどこに着地する気なんだろうと不思議に思いつつ眺めておりましたが、いやいや、最後までキチンと楽しめました。さいきん観た「スカイライン」に引き続き一般的じゃないかもしれないけれど、「Super 8」ほど俗化してないし、「ハリポタ」含めて『特撮がんばっちゃいました』映画ばかり立て続けに観ていた私の目には新鮮に写りましたわい。心、洗われましたってか。やるじゃん、「クローバー・フィールド」の監督さん。
そういえば、この映画も「Super 8」同様、80年代が舞台。ただし、時代的な空気は余り感じられなくって、「Cool」なんてセリフが頻繁に出てくるあたりは90年代っぽいような(まぁ、映画でしか知らんけど)。米国のローカルな地域という設定なら、別に現代でも構わないような内容だし、単に原作がそうだったってだけで、監督の時代に対する思い入れはそんな熱くもなさそうですね。