お気に入りというか、長年連れ添ってくれている偏屈モノを2点ばかしご紹介します。
○PENTAX Super-A
高校の頃は天文部に在籍していて、バルブ撮影で電力を消費しない ME Super を使っていたのですが、大学の専門課程で望遠レンズを使う必要が出てきたので、シャッター速度優先モードのついた Super A に買い替えました(どちらも中古ですけどね)。以降、バイクのツーリングに同行して日本各地の風景を撮ってくれたばかりか、それだけでは物足りなかったらしく、海外にもお付き合いしてくれました。
このカメラ、私的にサイズもデザインもツボであるのが嬉しいところ。設計思想として今の *ist D に通ずるものがあるような気がします(とうぜん?ソッチも欲しいです!)。もともと露出計すらついていない祖父のカメラ(KONICA FP)を手始めに一眼の世界に足を踏み入れたので、Super A の機能で満足してしまい、その後のAFやら多彩な撮影モードやらに興味を惹かれず(マルチ測光は少し羨ましいけど)、ず〜っと現役人生を送ってもらってます。
しかし。ずいぶん前にメーカーの交換部品が尽きてしまい、もはやオーバーホールすら叶わず、壊れたらそれきりの危機的な状態。いま手元にある銀塩カメラはコレだけなので、壊れたら困るなぁ。レンズもMFばかり5本あるし・・・。一方で、新品銀塩カメラに買い替えるくらいなら、*ist D (か後継機)に予算を回しそうな気分もなくはないですしねぇ。まぁ、がんばってくれよぉ、て感じです。
○SONY DAT Walkman WMD-DT1
デジタル録音機器が世に出た頃、DAT/MD/DCC なんて規格品が一斉に現れました。当時の私は、音を圧縮する録音機というのに生理的な嫌悪感を抱いていたので、迷わず DAT デッキを選びました(DCCを買った人はどうしているんだろう??)。当然ながら、外に音楽を持ち出すのにポータブルも必要となるので、必然的にウォークマンも後日購入。
使いはじめてもう十年くらい経ちますが、いままでトラブル知らず(デッキの方は3回くらい壊れてくれました)。単3二本で4時間くらい再生してくれるので、まぁ、当時の設計としては長寿命な部類ではないでしょうか。さて。知人が同じモノを使ってまして、さいきん壊れて修理に持ち込んだのです。が。これまた交換部品欠品で修理できないそうで・・・。
そんなんばっかやん。