Mac mini (2024):日本語入力プログラムの変更、検討中。

Mac mini (2024) 購入から約1年が経ちました。最終的に macOS Monterey までアップデートしていた Mac mini (2018) 環境と比べて、未だ慣れないのが macOS Sequoia の日本語入力プログラム(以下、IM – Input Method)。

テキストエディタで文章をまとめるとき、私は見出しレベルの表現として「◎大見出し」「○中見出し」「・小見出し」のように頭に記号を冠するクセがついているのですが、大見出しと中見出しで使う二種類の「まる」を純正 IM で変換しようとすると、3人のオジサンを眺めながら5番目と14番目の変換候補を行き来することになります。

見出しを立てる文章を打ち込むのは、ほぼビジネス文書なので、3人のオジサンを筆頭に、「真流」やら「団」やら「團」やら環境依存文字やら、そんなマイナーな変換候補を上位に出すなや!と、毎度余計にイライラしているのでした(矢印記号もひどいよね…)。

そんな折り。IT 系の情報サイトで、物書堂の IM「かわせみ4」の記事を見かけまして。そういえば、あったねぇ、と体験版を試してみる気になったのです。

ここでちょっと昔話。前世紀、漢字 Talk 時代の Apple 純正 IM「ことえり」はオバカさんだったので、私はジャストシステムの「ATOK」を馴れ初めにサードメーカーの IM を使うようになり、MacOS X 登場前後にはエルゴソフトの「EG Bridge」ユーザーでした。やがて、エルゴソフトが解散に至った頃には Apple 純正 IM がお利口さんになりつつあったので、その後は純正任せ。そして、今回の「かわせみ」はというと、実は EG Bridge 直系の子孫なのでした。

閑話休題。ともあれ、30日間有効な体験版をインストール。純正 IM に溜め込んでいたユーザー辞書を移行し、しばらく試し打ちしてから「まる」を打ってみれば…

変換機会の多い「◎」と「○」が上位に。オジサンなんざ、一人もいねぇ。環境依存文字も、出てきやしねぇ。極めて、実直。純正 IM のようなリアルタイム自動変換機能はないので、ガー!っと入力していくのには不向きですが、文節単位や行単位といった昔ながらの変換スタイルを経験している私ら世代には、悪くない選択肢ぽい。

そんなわけで。もうしばらく使ってみて、明確な欠点に出くわさない限り、購入しようかな、と考えているところであります。

【後日談】
2週間ほど使ってみて、取り立てて問題もなければストレスもなかったので、ライセンス購入しました。

Mac mini (2018):Mojave へのダウングレード

Mac mini (2024) 稼働開始から取り立てて問題なく1ヶ月が経過したので、保険で環境を残しておいた旧作業マシンである Mac mini (2018) の再セットアップを行うことにしました。この Mac mini (2018) は、エラー状況からして起動ディスクを初期化する必要がありそうだったので、ならばいっそ問題を起こした Monterey (12) 以降ではなく、32bit アプリが実行できる Mojave (10.14, このモデルで遡れる最古の OS?) を入れることに決定。このダウングレードが、意外に面倒な作業となりました。

  • 前段でオンラインでの OS インストールが失敗続きで散々時間を無駄にしたため、USB メモリ使用のインストーラーを準備
  • Mac mini (2018) はインテルMac で Apple T2 セキュリティチップを搭載しているため、USB 経由でインストーラを実行させるために起動セキュリティユーティリティの設定変更が必要
  • Mojave と Monterey (Catalina 以降)では起動ディスクのボリューム構成に差異があり、OS のインストール領域が異なるため、直接的なダウングレードは不可
  • ディスクユーティリティの違いから、Mojave からは Monterey の起動ディスクを Mojave 用に初期化できない(らしい)

実際の作業では試行錯誤がありましたけど、ここではより合理的なルートを備忘録レベルで記しておきます。個々の作業の詳細は本家サイトにてご確認ください。

1.OS インストール用 USB メモリの準備

App Store から Mojave フルインストーラをダウンロード。ターミナル経由で USB メモリ(32GB)上に起動可能なインストーラを作成。

2.起動セキュリティユーティリティの設定変更

Mac 起動、起動音が鳴ったら「command + R」を押して「MacOS 復旧」を召喚。「起動セキュリティユーティリティ」を開き、「安全な起動」を「中程度」、「許可する起動メディア」で「外部メディアまたはリムーバルディスクからの起動を許可」。これで再起動。

3.起動ディスクの初期化

Mac 起動、起動音が鳴ったら「shift + option + command + R」を押して、インストール済みもしくはより新しい世代の OS のオンライン・インストーラを召喚*。「ディスクユーティリティ」で「すべてのデバイスを表示」し、起動ディスクの最上位階層(APPLE SSD うんちゃら)を APFS / GUID パーテーションマップで初期化。念のため First Aid でチェックして、再起動。

※Monterey (12) が始まるかと思いきや、前段で Ventura (13) を入れ損なったせいか Sonoma (14) が呼び出されました(作業時点の最新版は Sequoia (15))。ちなみに、Mojave (10.14) のインストーラでは Macintosh HD – Data や Update 領域は見えたものの、OS 入りの Machintosh HD は不可知。

4.USB メモリからの OS インストール

Mac 起動、起動音が鳴ったら「option」を押して、USB メモリ上の Mojave インストーラを起動ディスクとして選択。

インストーラが立ち上がるので、インストール先として前段「3」で初期化したディスクを指定。

あとはいつも通り。やがて懐かしい砂漠の風景が見えてきます。

5.起動セキュリティユーティリティの設定を戻す

一通り設定&確認して問題なさそうであれば、再起動。「2」で変更した起動セキュリティユーティリティの設定を「高度なセキュリティ」かつ「外部メディアまたはリムーバルディスクからの起動を許可しない」に戻し、再インストール作業完了。

ちなみに、Mojave は既にサポート対象外かと。基本的に、一時的に古いソフトを使うための環境として残しておくまで。万が一、作業マシンにトラブルが生じた時に代役として使う場合は、またアップデートしていくですな。
…Monterey は同じトラブルに陥りそうで避けたいけど。

Mac mini (2024):環境移行とセットアップ

左:2018 Core i7/16GB/SSD 512GB 右:2024 M4 Pro/24GB/SSD 512GB

清掃を済ませてから、新旧2台の Mac mini を仮設置。過去に何度か機械任せの環境移行やデータ復旧で煮湯を飲まされてきたので、長らく手作業でのセットアップを心がけていたのですけれど、なんか、とても、面倒くさくなりまして。

そこで、今回は Apple 謹製「移行アシスタント」による LAN 経由の環境移行を試してみることにしました。

旧 mini(macOS 12 Monterey)で移行アシスタントを立ち上げてスタンバイ。新 mini(macOS 15 Sequoia)初回起動時に移行アシスタントによるデータ移行を選択、対象マシンと対象ファイル(全て)を選んでポチッとな。

移行ファイルの総容量をメモるのを忘れましたが、使用率約 50% の 512GB SSD からの移行で2時間弱かかりました。LAN で P2P 接続の割には、転送速度が遅かったです(上の画像の時点で 38.9 MB/s)。

そして新 mini を起動してみれば。ユーザ設定とデータがものの見事に移行されていました。だがしかし、その後、あれこれの課題が発覚。

課題1.Adobe CC アプリ関連

1)Adobe Creative Cloud アプリが起動しない

同名の管理アプリ起動時に「Adobeサーバーに接続できません」と表示されて詰む。あれこれ調べて対応してみたけれど、上手くいかず。最終的に、Web ブラウザで Adobe サイトにログインした状態で、Creative Cloud アプリのインストーラーをダウンロードし、再インストールしてみたら、しれっと解決しました。

2)各 CC アプリのバージョンアップ

何せインテル Mac &3世代前の OS から環境移行したものだから、Apple シリコン Mac &最新 OS では問題ありげなアプリまでごっそり移行。復旧した Creative Cloud アプリにて、Photoshop ほか各種 CC アプリの最新版へのアップデートをかけ、旧バージョンを自動削除。

3)Photoshop 2025 が起動しない

最新版 CC アプリ群のインストール後、試しに Photoshop を起動してみたら「申し訳ございません。Photoshop にエラーが発生したため終了する必要があります」ですと。ダイアログ中に記された「リファレンスコード202」について調べたら、幸い Adobe サイトにて解決策が見つかる。

同ページの指示に従い「キーチェーンアクセス」アプリを開き、「ログイン」項目中の「Adobe Intermediate CA」および「Adobe Content」という文字列を含む証明書(各3〜4点あった)を削除。念のため Mac ごと再起動してから Photoshop を試してみると、無事に起動。その他の CC アプリも問題なく起動。

課題2.Microsoft Office 2019 関連

エクセル書類を開いて編集できたのはいいけれど、ファイル保存できない。あれ?と思ってメニュー項目「Excel」を開いてみたらサインアウト状態でした。名称からして操作を躊躇したものの、同メニュー項目内「Office 365 にサインイン」から手順を踏んで解決。いい加減、新しいバージョンに買い替えるかな。

課題3.Apple Music 関連

1.認証機器の台数制限

Apple のストリーミングサービスは利用していないものの、NAS に保存している自前のライブラリを Music アプリにて管理・再生しています。そこで Music アプリを起動してみると「すでに5台のコンピュータを認証しています」と表示される。

5台には達していないはずなので変だなと思ったものの、再ログインしてみても解決しなかったため、認証を受けている旧 mini の Music「アカウント情報」から「デバイスの管理」に進み、すべての認証を解除。改めて、利用するデバイスごとに認証して解決。

2.ライブラリ中の NAS に保管された曲を再生できない

Music アプリに登録済みの NAS 内の曲を再生しようとしても、全く反応しない。「情報を見る」→「ファイル」で曲が保存されている「場所」を確認してみると、正しいファイルを参照している。それでもナニカ新旧の環境違いが原因なのだろうと推測して登録済みの曲を全削除し、Apple から購入した曲を再ダウンロード。ローカル SSD 上にダウンロードされた曲が再生できたので、それ以外の曲を NAS からライブラリに再登録してみたものの、NAS 内の曲には相変わらず無反応。

そこで、試しにメニュー項目「ファイル」から「ライブラリに追加」で NAS 内の曲を1曲追加してみたら、無事再生。これでアプリが NAS の存在を再認識したのか、以降、すべての曲が再生できるようになりました。何だそれ。のび太の母ちゃんに斜め45度の角度で叩かれたみたいじゃないか。

課題4.Sequoia / Apple シリコン未対応のアプリ

アプリ単位で最低動作環境を調べ、Sequoia 未対応アプリと関連ファイルを、手動にて削除またはアンインストール。ついでに、旧 mini で入れたけど使ってなかったり、新 mini では使わないアプリも排除。

しっかし、Intel シリコン向けアプリを Apple シリコンで動かすための中間アプリの名が「Rosetta」って。IBM 製 PPC から Intel 製 Core シリーズに変わった時も、そんな名前でしたよね。懐かしいやら、ベクトルが逆向きなのが物悲しいやら。

と、まぁ、こんな感じで課題解決していって、目下、新 mini は安定して動いています。なんせ、旧 mini がちょくちょくアプリが落ちる状態に陥っていたから、ストレスフリーでイイ感じ。旧 mini の再セットアップは、しばらく新 mini を使ってみて動作に問題のない確証を得てからにします。

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