動作音が耳につき始めたリンクステーション。先日の清掃と設置場所変更という暫定処置を済ませたわけですが。どうせなら、ファン交換まで済ませちまおうかい、と思い立ちました。
きっと、この手のファンは標準的な吊るしモノと同じだと思うのだけれど、コネクタや配線にヒトヒネリあったら面倒なので純正品(OP-FAN/LSW)を購入することにしました。このパーツ、私が使っている「LS-WVL」ではなく「LS-WXLシリーズ対応」と記されていたものの、続き世代で同じ筐体を使っているから(たぶん)大丈夫じゃねぇかと判断。ヨドバシの通販で2,000円弱、汎用品より数百円高いくらいですね。
マニュアルでは「指の爪で割ピンの芯を抜け」風のイラストが掲載されてましたが、あまりに硬かったのでラジペンで対応。芯だけじゃなく、ピンごとまるっと抜けてしまいました。
割ピン2本を抜いてカバーを外すと、ファンが出待ち。
嫌味なくらい、気高きホコリに溢れてました。
カバーは流しで水洗い。待つのイヤだったので、ドライヤーで強制乾燥。
新品ファンをコネクタに接続。コネクタの受けは少し奥まった箇所にあるので、ラジペンで仮止めして指先で圧入しました。
ファンを定位置にハメコミ、商品同梱の新しい割ピンでカバーを固定して、おしまい。
で、電源を入れてみると。
音が「ウィー」から「フィー」に変わった。そんな気がしないでもない。どうしたって磨滅が生じる回転モノなんて、新しいモノを使うに越したことはないので、信頼性が上がっただけでも善し。ま、いっか、であります。

まずは筐体の外側からホコリを掃除機で吸い取り、続いて HDD を取り外してから内側のゴミを竹串で絡め取りました。もっとやるとなると、筐体からシャーシを抜き取らなくてはならないので、面倒だからココまで。
清掃後の清潔感あふるる姿。
で、あるならば、棚板側をどうにかしてくれよう。降りしきる雨の中、DIY 屋に出向いて購入したのは、3mm 厚のアルミ板と10mm 厚のスポンジ。
さっそく敷いてみる。軽い音が軽減し、全体的に音の出方がマイルドにはなったような気が、しなくもないような。筐体の共振を抑えることには成功したものの、棚板の共振を消すには至っていない感じでしょうか。
振動の発信源の位置を変えることで共振具合が変化することはママあることなので、設置場所を下から3番目から2番目の棚板に変更することにしました。結果としては、ずいぶんマシに。相変わらず唸りは生じているものの、ソコソコ減衰している印象。さらに、音の発生源が下に移ったことで、音が耳に直接入りづらくなったことも好影響を与えているのでしょう。ひとまず、これなら気にはなるけど耐えられなくはないレベル。




