天然温泉アロマ

ギックリ腰から回復しつつあったところへ寒の戻り。怖くてうかつにクシャミもできやしない。そんなわけで、昨夜、自宅の近所にある温泉施設「天然温泉アロマ」で温まってきました。

私の沖縄のイメージは20年近く前の学生時代に定着したもので、当時でいえば沖縄は風呂の代わりにシャワーを浴びるのが通例だったものだから(今住んでいる部屋が初めての湯船付き物件!)、銭湯とか温泉施設が商売として成立している現状に「沖縄も変わったなぁ」と感じ入るところです。

それはさておき。

温泉施設といっても大規模なものではなく、いわゆる「スーパー銭湯」に余裕を持たせた感じ。ソコソコ大きい湯船2つと、露天1つ、それに打たせ湯などのオマケがいくつかとサウナ。全般に湯は温め。露天ではウチナーの若衆がアチィ!と叫んで入るのを断念する光景を目にしましたが、それでもナイチャーの私には温いかな。湯上がりにマッサージを受けて(3500円/40分)、一服してからまた露天風呂でのんびりして帰ってまいりました。

久々に風呂に、まして温泉なんかは更に久々に入って、気分が良ござんした。ただ、入浴料が1500円とちょっと高め。東京で暮らしていたときに良く行っていた、としまえんの「庭の湯」と変わらない。バイクツーリングでちょくちょく通っていた、山梨の「のめこい湯」なんて600円でしたもの。一概に比較はできないけれど、あんまり気軽に利用する感じではないかなぁ。

ま、近くに温泉があるってだけで良し、ですかね。
一度潰れて復活した施設でもありますし(笑)。

尻焼温泉(群馬県)

前回レポートした野反湖キャンプ場から、車で20分ほどの距離にある温泉です。

写真の中ほどにある小屋が水着厳禁の湯船(ただし川からは丸見え)で、屋根の向こうが川の途中を堰き止めた露天風呂となってます(どちらも混浴)。水温42度とのことでしたが、日によって変動するようで、私たちが行った時は「もっとあるだろ!」といった感じ。実際、川べりの浅いところはあまりに熱くて入るのに相当な気合いが必要でした(小さい子供は絶対無理というか危険)。

しかも足下がヌルヌルとしていて滑りやすく(私は盛大にコケました)、移動に時間がかかるあたり、実によくできています。そこを我慢して通り抜け、川の中ほど、腰まで浸かれる所まで来ると、足下がぬるめで「ちょっと熱めの風呂」くらいに落ち着きます。そうなると川底からポコポコ沸いてくる温泉を眺めても「おぉ、愛いやつよのぅ」と思えるまで余裕が出てくるあたり、人間なんていい加減なもんですね。

ちなみに入浴は無料。歩いて3分くらいのところにある村の駐車場も無料。ありがたやありがたや。その分?更衣室がないので、駐車場で車の中で水着に着替えるなり、現地で堂々と着替えるなり脱衣するなりする必要があります。なお駐車場から全裸で歩いてくるとお縄になりますので御注意あれ(笑)。

まぁ、これだけのために来るような所でもないでしょうが、近くで数泊したときに訪れるのには趣があってよろしいかと。

稲取温泉(静岡)

月曜から2泊3日で稲取で温泉してきました。

稲取は伊豆半島の東側、伊東と下田の間にある温泉町です。一昨年の秋に泊まったKKR稲取というホテルから、折りあるごとに案内葉書が来ておりまして、たまたま最近届けられたものに「2泊3日13000円(1名様より)」という格安平日コースが紹介されていたのですね。前回も最低料金コースだったので?食事はそれなりでしたが、風呂と眺望と、何よりも一名客を煙たがらない姿勢に好印象を持っていたので、ちょうど仕事の中休みということもあり行くことにした次第です。

稲取までは、新宿から小田急・JR・伊豆急を乗り継いで3時間半〜5時間(乗り継ぎによってえらく差がでました)。特急「踊り子」ならスカッと行けそうなもんですが、ローカル線でのんびり風景を眺めるのも旅の楽しみの一つ(しかも安上がり)。天気予報では「ずぅ〜っと雨」とのことだったので、ゆっくり湯治モードに入っていた私には、時間なんてあまり関係のないところでもありましたし。

ところが、どうしたことでしょう。晴れではないですか。初日は防潮堤の上に寝転がって、クライブ・カッスラーの「マンハッタンを死守せよ!」をのんびり読書。海辺で海絡みの本を読むのはいいもんですな。防潮堤に寝転がっていると、たまにナニカにくすぐられます。ソレは4センチ大のフナムシ。ムシ嫌いの人には薦められません(笑)。

二日目の午前中も同じように本を読んでいたところ、どうやら天気がもちそうな感じだったので、午後から今井浜まで出かけることにしました。日差しは強烈で、約1時間半も歩いていると、顔がヒリヒリ。今井浜で甲羅干しをする気でいましたが、すでに首と肩がアブナイ状態になっていたので、早々に引き上げました。それからしばらくすると、急に雨が。でも、焼けた素肌に気持ちイイ♪。とはいえ濡れ鼠になるのもなんなので、たまたま停まっていたバスに乗り込みましたとさ。

しっかし、まぁ。雨の用意はしっかりしていたのですが、日焼け対策なんて考えもしなかった。数日前に稲毛海岸で下地を焼いておいたこともあり、温泉に浸かっても死なない程度で助かりました。のこりの時間は海を眺めて読書三昧。しっかり、のんびりしてきました。それにしても、やっぱり海っていいなぁ。つくづく。

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