ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2

梁からポタ餅、観てきました。
劇場で観たのは「アズカバンの囚人」だけで、あとはビデオやテレビでしたからねー。最後くらいはちゃんと足を運んでやろうかと。

3D版だとレイトショーの割引がないから、というセコい理由だけじゃなくて、過去の作品(世界観)を平面で見慣れているからという積極的な理由で2D版を選択。あちこち3Dを意識した画面構成もありましたが、全体のトーンが「スペクタクル映画」というよりも「戦争映画」に近かったので、2D版の方が落ち着いて観られたかなと結果オーライな感じでした。

で。性根の腐ったオトナである私にとっては、ストーリーに意外性が感じられなかったにせよ、面白かったですよ。いろいろ過去作品のネタを拾って、キチンとケリをつけてくれてましたし。たぶん、第1作からハリーと同じ年代で観続けていた人は、没入度が高いのだろうなぁと羨ましく感じるのだけれど、こればっかりは仕方ない。その代わり、私らは「スター・ウォーズ」がリアルタイムだったわけだし!

ちょと可哀想なのは、メガネ親父さんの扱われ方。
影が薄かっただけ、じゃなかったんだー。

もひとつ薄かったといえば、ロンの髪。
時の流れって、残酷。

「ハリーポッターとアズカバンの囚人」★★★☆☆

「ロード・オブ・ザ・リング」同様、「ハリポタ」シリーズも劇場で観たことなかったので、映画の日にかこつけて行ってきました。

前作までは「魔法学校・体験入学」的な学園生活モノっぽい雰囲気が良かったのだけれど、本作ではソコラヘンが薄れてしまっているのが残念といえば残念。もっとも、毎回それじゃ飽きるのかもしれないけれど。成長期ということもあり生徒のみなさん達が大きくなってしまい、日本人からすると小学生からイキナリ高校生になってしまったコドモが中学生的な冒険をしでかしている、みたいな違和感を感じました。それに人物描写が等身大というか妙に現実的で生々しいところがあって、ファンタジーにしてはトーンが重すぎる気がしないでもありません。

今回は事前情報一切なしで観に行ったので、脇でエマ・トンプソンが出てきたときには意表をつかれて笑ってしまいました。ゲイリー・オールドマンも出てたんですねぇ。エンド・クレジットで初めて気づきました。先生役で続けて出演中のアラン・リックマン含めて、みんな悪役が似合うというか、極めて毒性の強いキャスティングですねぇ。そういうところは好き。

まぁ、シリーズものだし、前作まで観ていたら、観ときなされって感じでしょうか。

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