「エアコンを脱臭したのはいつだったっけ?」ふと、頭に浮かんできたそんな考え。ブログ記事を調べてみたら、1年5ヶ月前の話でした。別に(私自身は)匂いが気になっているわけでもないのですが、タバコも煙れば犬まで乗るクルマなので、まぁ、たまに思い出した時に対応してやろうかと。
選んだのは、「カーメイト 酸化分解で強力除菌・消臭 『ドクターデオ スチームタイプ』なるバルサン方式の商品。
作戦実施は先週の日曜日。エアコン最低温度&最大風量で5分、噴霧10分、換気に5分。都合20分近く、冷たい小雨の降る中「果たしてこれは本当に必要な作業なんだろうか?」なんて思いながら傘の下でタバコをくゆらせておりました。
換気直後の車内は軽い塩素臭が漂い、シートは軽く湿気をはらみ、「ちゃんと脱臭しましたからね!」アピール強し。1週間経って、脱臭効果が本当にあったのかどうかというと、うーん、ローラ風にワカンナイ。もともと私自身、匂いが気になって作業したわけでもないですし(笑)。
これは想像でしかないのですけれど、薬品を含む空気を回すのがたかだか10分間で、その5分後には搭乗できちゃうようなお手軽商品ですから、効くのは表層レベルなんじゃないかと。匂いが溜まっているであろうシートクッションの奥底までは届かないんじゃないかと。そんな気がします。一方で、車内空気の経路やパーツ表面が能書き通りに少しでも洗浄されているのなら、それはそれで結構な話。
なんて、書いているうちに、もう少し暖かくなって室内の匂いが広がり易くなってから試せばよかったかなーと、軽い後悔の念を覚えたりして。もっとも、その頃に「脱臭したのはいつだったっけ?」と思うかどうか、分かりませんからね。やっぱり、思い立ったが吉日じゃ。