そのクマノミ、オス化メス化。

立ち上げ&飼育から2ヶ月が過ぎた第2水槽:クマノミ水槽。

はじめのうちはクマノミタマイタダキイソギンチャクに近づくと大クマさんに追い払われていた小クマさんでしたが、いまでは同居生活が板について来た感じです(ときたま邪険にされていますけれど)。

導入した時点では二匹とも未成熟個体で、どちらも似た様な色彩をしておりましたが、タマイタ荘の主人たる大クマさんの尾ヒレの黄色味が薄まりつつなり、そして小クマさんは尾ビレの背側にすぅっとした白い縁取りが生じてきました(写真右上)。クマノミの♀の尾ビレはほぼ白色、♂の尾ビレは背腹両端が白くなって間が黄色らしいので、いずれも変化の過程にあるのでしょう。

ひとまずペアが完成しつつあるってことで、
まずは一安心といったところです。

ニセモチノウオ

年末と言えば特売。
海水魚だって、ご多聞に漏れません。

そんな年末の土曜日、青被りする第1水槽に映える、(たぶん)最後の住人を買い求めてまいりました。

買って来たのは、ニセモチノウオ。全長はエイブリー・エンゼルと同じくらい、4cmちょいの可愛い個体です。

写真は水槽導入前、淡水浴中のあられもない姿。下膨れのキュウリのような姿が愛嬌ありますな。

ネットで調べた限りでは、飼い易くも気丈夫な性質らしいので、淡水浴の後、ためらうことなく水槽へ直行!

初日こそルリヤッコやデバスズメたちに追いかけ回されてオドオドしていましたが、3日目には平然と泳ぎ回っておりました。それでもサカナたちが猛り狂う(?)餌やりのときには、まだまだ押され気味。ただまぁ、なんとなく慣れるのは時間の問題の様な雰囲気を醸し出しております。

余り悩まなくても良さげな生体は、気が楽でイイなぁ。

薬浴

エマージェンシー用に置いてある事務所の第3水槽には、クマノミたちの居る第2水槽に移す予定で、一時的に第1水槽から隔離している暴君ミスジリュウキュウスズメダイが1匹で暮らしています。

今日の昼過ぎ、エサを与えても動きがノロくて食欲なさげ。よくよく見たら、体中に白点が・・・。うぇー、白点病に罹患っすかぁ。

ふと気になって「Tetra 5 in 1 マリン」で水質を調べてみたら、いままでに見た事のない硝酸塩&亜硝酸塩値。外掛けフィルターだけだというのに、どうせ1匹だけだと思って放置してたのがまずかった。

慌てて8割方、海水交換。

と、途端に動きが復活。

ただ、余りにも白点の数が多いので、念のため薬浴を実施。淡水魚用の治療薬「グリーンF リキッド」を、指示書きよりも半分の濃度で溶かしてみました。しばらく経過を観察して、だんだん濃度を落としていくつもり。

そんな状況でも、フツーに過している大ミスジくん。エサもバクバク喰ってます。さすがパイロット・フィッシュ一族。強いなぁ。

しっかし、昨日のエイブリーに引き続いて今日もまた治療とは。さいきん沖縄も涼しくなって、水温が25℃前後という「適温」になっているのだけれど、同じ温度を適温とする迷惑なヤツラも多いんだろうなぁ。

季節の変わり目、体調維持にご注意あれ。

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