60cm水槽:8ヶ月ぶりに外部フィルターを洗う。

ちかごろ外部フィルター(EHEIM Classic 2215)の水流が弱まってきた感があったので、久々に清掃してやることにしました。思えば、夏前に白点病が蔓延した時に洗ったのが最後だから、実に8か月ぶり…。ということで、徹底的にやらなくっちゃ。

水流が弱まったときって、ろ材の目詰まりよりもホース内の藻類繁茂の影響が大きいような気がしています。実際、写真の通りでしたしね。

かといって、新しいホースに取り替える気もなかったので、ブラシでゴシゴシ藻類退散!

スッキリ。

粗目と細目のフィルター2種を新品交換、ろ材も半量交換し、イソギン吸引防止でストレイナーに被せていたフィルターまでも交換。ついでに蛍光管も1本替えて、やりきった感あり。

住人たちは元気です。去年の9月に隔離小屋から脱走したミスジリュウキュウスズメダイは、新参者のカクレクマノミとスカンクシュリンプをトコトンいじめ抜いておりました。挙句、すっかり負け癖がついてしまったカクレは、ニセモチノウオにもいじめられタマイタダキイソギンチャクからも追い払わられ…。やがてスカンクシュリンプまでも姿を見せなくなってしまったため、10月頃にミスジを再隔離しました。ミスジを隔離しようと水槽内を網でワサワサしているうちに、全てのサカナが人間嫌いになってしまい、とても寂しい気分…。なので昔の写真を掲載。

クリーナーとして雇っているマガキガイが冬場に相次いで☆になっていたので、本日2個体追加。早速ツマジロサンゴヤドカリが品定めしておりました。

…ヒトに怯えずに被写体になってくれるのは、甲殻類と貝類のみ、か。ちぇ。

60cm水槽:ミスジ、脱獄に失敗す。

出勤して、水槽を囲っていたカーテンを開けたら、
パタパタもがく音がする。

はてな?と思って見てみたら…
ミスジリュウキュウスズメダイが網にかかってました。

エラを挟まなくてよかったねぇ。
さもなきゃ死んでたよ、あんた。

ボチボチ頃合いかなとは考えていたので、これを機に隔離小屋から解放。
一ヶ月半に渡るお勤め、ご苦労さんでした。

そしてすぐ、他のサカナとエビたちを蹴散らしはじめましたよ、と。

事前にカクレクマノミがタマイタイソギンチャクに馴染んでくれていて助かりました。いや、助かったのはカクレ自身なんだけど。

ニセモチノウオは、テキトーに対処してくれてます。
スカンクシュリンプは、隠れがちになってしまいました。

ま、おおよそ予想通りの展開でございましたな。

60cm水槽:タマイタ導入から2週間

6/30に導入したタマイタダキイソギンチャクは、翌々日に水槽の左奥隅に定着しました。あんまりフラフラ移動しないでくれたのは良かったのだけれど、パワーヘッドに近いのがヤな感じ。

水槽用クーラーがないため、水温は気温任せ。なんせ事務所なんで、夏場の人間不在時で32度まで水温が上昇し、室内エアコン運転時に26度で安定する感じでしょうか。この高温と温度変動の大きさもあって、この時期のイソギン導入には消極的だったのですが、幸い溶けもせずに快調に開いています。ただ、だんだん色白になってきているような…。そのうち刺身でもくれてやるかな。

ちょっと意外だったのが、タマイタに対するニセモチノウオの警戒心の薄さ。ヒネリ水流のパワーヘッド(Hydor コラリア ナノ)の影響で水の流れが安定していない場所だというのに、相対距離1センチを切るほどイソギンに接近します。しかも、ときたまタマイタをツイばむような行動もしてるし。

タマイタの毒は大したことないことを認識しているのか、あるいは、繭を作って寝床をこしらえるほどだから皮膚の粘膜が強いのか。いずれにしたって、そのうち事故が起こって食われやしないか、見ている方は気が気でありませぬ。

タマイタ導入直後には全く関心を示していなかったカクレクマノミは、1週間ほど前から時たまタマイタに立ち寄るようになりました。なんとなく夜の寝床にしているような気配あり。入り方はかなり浅いです。

自分がタマイタの近くにいるときは、タマイタに近づくニセモチを気にしている感じですが、積極的に追い払う様子は見せず。「あっち行け!」というより「ちょっとどいてもらえないかしら(おずおず)」な感じ。

他の生物全般に積極的排他主義を貫くミスジリュウキュウスズメダイは、今なお隔離中です。

カクレがタマイタに入るようになったので、ぼちぼち解放してやろうかなと思っているものの。水流と暗がり具合がちょうど良いのか、カクレやスカンクシュリンプが隔離小屋近くでノホホンとしている時間が長いのですが、それらに対して「テメーやんのかコラーおー!」とトサカ(背びれ)を立てて威嚇しているミスジの姿を目の当たりにすると、なかなか決断できずにいたりして。

そんな中、当のミスジは着々と脱獄準備中。間もなく、隔離網に十分な大きさの穴が空きそうです。がんばれ、クーラーキング。脱獄できたらマックイーンと呼んであげよう。

ちなみに、サカナ達の力関係は、カクレ < ニセモチ <<< ミスジ な感じ。暴君ミスジに対して、攻勢防壁タマイタを巡らせたカクレと、小さいくせに気が強くて隠れ上手なニセモチであれば、狭い水槽でもバランスは取れるんではないかなと期待しております。ちょっと心配なのがスカンクシュリンプ。ミスジにヒゲを齧られるくらいで済めば良いんですけどね。

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