南へ帰る人の群れは誰も無口で。

そりゃあ、羽田22:45発、那覇1:55着の最終便だもの。
無口にもなりますわい。

こんな人気のない羽田空港を見たのは初めてではなかろうか。
んでもって盲点だったのが、空港内の店がどこも営業終了だったこと。

ということで、すんません、お土産ナシです。

出発から30時間半後に再会した沖縄の空気は、
たいそう生温く感じられましたとさ。

バイストンウェルの物語を覚えているものは幸せである。

心清き者であろうルチャは、専用ホットカーペットを持っているから幸せである。

まして、サカナたちは23℃の海水の中でぬくぬくとしているから幸せである。

暖房器具の無い人類に残されたものは・・・

おまけに、くそー。寒いぞトーキョー。

ということで、瞬間お出かけ中です。

沖縄が冷蔵庫なら、内地は冷凍庫だなー。

ある日の水槽

年末に導入されたサンゴイソギンチャク。相変わらずカクレクマノミは入るそぶりを見せませんが、その代わりに寄り添っているのがスカンクシュリンプくん。触手の上を平然と歩き回るわ、ちっこいハサミでイソギンの体表をツマみまくるわ。まぁ、ストレスを与えない範囲で協調関係にあれば良いのだけれど。

それにしても、このスカンクくんは、水槽内の生き物全般に対して悠然とした態度を取っているなぁ。サカナたちにも獲って食おうという素振りがないし。掃除屋としてタンクメイトに薦められるわけじゃわい。

・・・ペパーミント・シュリンプという例外もあったけれど。

今日は夕方から事務所を空けて、日が暮れてから戻ったのですが、電気をつけて目についたのが、模造岩のてっぺんで居眠りするイソキンチャクフグの姿。

背中側から茶色っぽく体色を変化させ、目を見開いたまま(当たり前か)すやすや〜っとしてました。数分後、目を覚ましたと思ったら、胸びれを興奮気味にパタパタさせてエサくれ〜アピール。

ほんと、ルチャみたいなヤツだ。

そんな感じに観察しているうちに気づいたのが、クサビライシの外骨格の頂上にニョロ〜っと生えた軟体動物みたいなモノ。

この骨格は2ヶ月くらい乾燥状態にあったものを2日前に水槽に入れたので、付着生物が生き残っていたとは到底考えられない。よっく見てみると、筋肉っぽい体節が数本ある。頭をもいだシラスのようにも見える。乾燥赤虫はエサとして与えてるけど、さすがにシラスはなぁ。なにかなぁ。気持ち悪いなぁ・・・。

動きがあり次第、お知らせします。

Copyright ©2025 新たまねぎ小屋 All Rights Reserved.