外付HDDの内蔵HDD交換:Seagate/ELECOM SGD-FEX020UBKの場合

3年前に購入した、液晶テレビ REGZA 32ZP2 の録画用外付けハードディスク Seagate Expantion 2TB を解任。別任務にあたらせるべく、HDDを交換することにしました。

ケースにネジが見当たらなかったので、足ゴムの下に隠されているのかなと当りをつけたのだけど、大ハズレ。やだなぁ、プラ勘合だけで組まれてるパターンだ。

マイナスドライバーたちを慎重に操って、上蓋の両縁から地道に隙間を広げて行く。ときおり「ペキ!」とイヤな音を響かせながら…。

結果、性別問わず、フックがバキバキに。
ネジはひとつもありませんでした。

上蓋を外すと、ドライブと基盤が丸見えになります。
基盤とケースを接着している両面テープを剥がして…

ドライブから基盤を抜いて、ドライブ横についているゴムの緩衝剤とネジを外して…

分解完了。

ドライブは、2015年6月製の Seagate Barracuda ST2000DM001(7200rpm, SATA600)でした。

新品の Seagate IronWolf 4TB に交換。あとは逆の手順で組み付けて作業完了。幸い、盛大にバキバキした割にはケースにガタは出ませんでした。さすがに隙間は(ほんの少し)できましたけどね。剥がしてしまったゴム足1個は、どうせ縦置きで使うつもりなので無視。

さて、お次は LaCie の外付ドライブだ。

Airpad Pro を新調す。

10年間近く使ってきた、パワーサポートの滑り心地追求型マウスパッド「Airpad Pro」がいい加減ヤレてきたので、買い替えることにしました。

で、他商品含めアレコレ見比べていたのですけどね。結局、全く同じ商品(Airpad Pro 大)を購入。

Airpad Pro 上で長らく使われてきた Apple Magic Mouse の「ハ」の字の斜面をもつ足は、角からどんどん削られて、もはや斜面ではなくほぼ平面になってきています。逆にこれが功を奏し、Magic Mouse 購入時に Airpad Pro 上で気持ち悪く感じていた「縦方向はスーっと動くのに、横方向だとザラっと突っかかる」違和感が解消され、ソコソコ均等に良く滑る状態に落ち着きました。

しっかし。道具ってのは、たいてい使っているうちに馴染んでいくものだけど、この馴染み方はイレギュラーだよねぇ。やわらかいマウスパッドじゃ、抵抗が大きすぎて使う気なくすくらい、本当は劣化しているんだもの。

iMac i5 21″(Late 2013):SSDとメモリ交換、からの復旧三昧。

iMac のSSD&メモリ交換作業をすませたあと、の話です。

【1回目:Time Machine からの全面復旧】

日常的に Time Machine によるバックアップをとっていた私。Recovery HD が存在しない状態のため、「Command+R」でネットワーク越しに立ち上げて換装作業前に行ったTime Machine 最終バックアップからの全面復旧を試しました。

待つこと数時間。内蔵SSDで起動しなおして各部のチェック。一見すると問題なさそうでしたが、Thunderbird の受信メールのフォルダが歯抜けだったり…。Time Machine からの復旧ではこうした半端なことがあるので、欠損した部分はあとから HDD からコピーすることにして、引き続きディスクユーティリティでドライブの全体的なところを検証することに。だがしかし。「アクセス権を検証」も「アクセス権を修復」も「インストールしたディスクと整合性がないっぽい」的なエラーを吐いて進行停止。ブート領域ないし Recovery HD と復旧した環境との間に齟齬が発生しているのか。この状態でも全体的な操作自体には問題ないのだけれど、ディスクユーティリティでマトモに検証できないような環境はよろしくないので、やり直し。

【2回目:Carbon Copy Cloner で HDD から全面移植】

上述の参考サイトでも使われていた方法論。Carbon Copy Cloner(以下、CCC)は、たしか OS 10.2 とか 10.3 の頃までは私も利用していたのですけれど、思い出せないけどナニカが気持ち悪くって利用しなくなったソフトだったりします。未だにしぶとく生き残っていたのね、と感慨深く思いつつ、摘出したHDDで起動して SSD を再フォーマット、CCCを起動してHDDからデータ移植。もちろん、CCCのオプション機能で Recovery HD も作成。

再び待つこと数時間。ディスクユーティリティも Thunderbird も問題なし。終わったー!と思ったら、今度は Adobe CC でトラブル発生。これも環境移行時によくある話で、私自身も以前経験したこともあるので、改めてネットで調べながら一つ一つ対処。なんだけれど、どうしてもアドビのサイトから肝心要の「Creative Cloudデスクトップアプリ」がダウンロードできない。どういう現象かというと、同アプリページにあるダウンロードボタンを押すと、「メールでダウンロードリンクを受け取る」ようなボタンのあるページが表示され、そのボタンを押して受け取ったURLをクリックすると、また「メールでダウンロードリンクを受け取る」ページが表示されるという堂々巡り。

にっちもさっちも行かなくなったので、アドビのサポートに救いを求めました。結論として、この堂々巡りに関しては最新版Firefoxでの閲覧による障害ぽい(例のページは404的なエラー発生時に表示されるものと考えるとループに合点がいく)。改めて Safari でアクセスして、デスクトップアプリをダウンロード。そしてインストール!しようとしたところ「大文字小文字を区別するようフォーマットされたディスクにはインストールできないよん」ダイアログが…。えー、そんなー。いけずー。

【3回目:再びCCC】

摘出したHDDを繋ぎ直し、SSDを「ジャーナリング(大文字と小文字を区別しない)」で再フォーマット。そしてCCCによるデータ移植、再び。

そしてまた待つこと数時間。ディスクユーティリティも Thundebird も、そして Adobe CC も全く問題なし。前回のCreative Cloudデスクトップアプリの不具合も、結局はドライブのフォーマットタイプに起因していた模様。

と、いうことで、今回私が教訓とすべきは…

☆純正品だからといって(そして登場から幾度ものバージョンアップを経ているからといって)Time Machine を信用せざるべし。所詮「自作ファイルのバックアップ」レベルに過ぎぬと思い知れ。

☆起動ディスクのフォーマットで大文字小文字を区別せざるべし。…長い間、能動的にフォーマットするときって、必ず「区別する」ようにしてたから、今の段になってソンナこと言われるとは思わなかったですわい。たまたま起動ディスクをフォーマットしてこなかったから、この問題に直面しなかったのかなぁ(そんなことないような気もするけどなぁ)。アドビのサポート担当者によると、Windows でも同じ問題があるらしいのだけれど、アプリ側でこの問題に対処させようとすると大変だからインストール先の問題として放置しているらしい(それもどうかと思うのだけれどなぁ)。

☆最新版Firefoxは現時点ではページ遷移に問題が生ずる可能性を踏まえるべし。ちなみに現時点でのバージョンは 60.0.2。ごく最近、内部的に大掛かりな仕様変更があったことだしねぇ。そういえばしばらく前に Chrome でも JavaScript の挙動に問題があったこともありましたな。いずれも過去の遺物(古いソース・古いスクリプト対応)を捨てるような方向性のバージョンアップでしたもの、閲覧される側が旧態然としていればナニガシカ弊害が生じるのでしょう。閲覧する側が気づけば良いのだけれど、今回はイヤなツボに嵌ってしまったようで…。

といったところで。

なんだか余計なところで頭を悩ます事になった換装作業でした(笑)。肝心の iMac の動作は、いい感じです。以前、Macbook Pro(Late 2006)をSSD化したときのような感動的なスピードアップはありませんでしたが、実にスムーズ♪

※記事では触れてませんが、私の環境は 10.9 Marvercks のため、復旧後にターミナルから SSD の Trim 機能をオンにする一手間が必要でした。

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