「ロード・オブ・ザ・リング」同様、「ハリポタ」シリーズも劇場で観たことなかったので、映画の日にかこつけて行ってきました。
前作までは「魔法学校・体験入学」的な学園生活モノっぽい雰囲気が良かったのだけれど、本作ではソコラヘンが薄れてしまっているのが残念といえば残念。もっとも、毎回それじゃ飽きるのかもしれないけれど。成長期ということもあり生徒のみなさん達が大きくなってしまい、日本人からすると小学生からイキナリ高校生になってしまったコドモが中学生的な冒険をしでかしている、みたいな違和感を感じました。それに人物描写が等身大というか妙に現実的で生々しいところがあって、ファンタジーにしてはトーンが重すぎる気がしないでもありません。
今回は事前情報一切なしで観に行ったので、脇でエマ・トンプソンが出てきたときには意表をつかれて笑ってしまいました。ゲイリー・オールドマンも出てたんですねぇ。エンド・クレジットで初めて気づきました。先生役で続けて出演中のアラン・リックマン含めて、みんな悪役が似合うというか、極めて毒性の強いキャスティングですねぇ。そういうところは好き。
まぁ、シリーズものだし、前作まで観ていたら、観ときなされって感じでしょうか。