「ハリーポッターとアズカバンの囚人」★★★☆☆

「ロード・オブ・ザ・リング」同様、「ハリポタ」シリーズも劇場で観たことなかったので、映画の日にかこつけて行ってきました。

前作までは「魔法学校・体験入学」的な学園生活モノっぽい雰囲気が良かったのだけれど、本作ではソコラヘンが薄れてしまっているのが残念といえば残念。もっとも、毎回それじゃ飽きるのかもしれないけれど。成長期ということもあり生徒のみなさん達が大きくなってしまい、日本人からすると小学生からイキナリ高校生になってしまったコドモが中学生的な冒険をしでかしている、みたいな違和感を感じました。それに人物描写が等身大というか妙に現実的で生々しいところがあって、ファンタジーにしてはトーンが重すぎる気がしないでもありません。

今回は事前情報一切なしで観に行ったので、脇でエマ・トンプソンが出てきたときには意表をつかれて笑ってしまいました。ゲイリー・オールドマンも出てたんですねぇ。エンド・クレジットで初めて気づきました。先生役で続けて出演中のアラン・リックマン含めて、みんな悪役が似合うというか、極めて毒性の強いキャスティングですねぇ。そういうところは好き。

まぁ、シリーズものだし、前作まで観ていたら、観ときなされって感じでしょうか。

motoGP: ブラジルGP

祝・玉田優勝!

完全に実力による勝利ですもん、よかったよかった。日本人の優勝って、2002年4月の宇川以来かー。「君が代」を聞いたのが懐かしく思えたのも無理はないですな。ここ数年、イタリア国家とスペイン国家しか流れていなかったですもんね。それにしても、新聞での扱われ方が小さいのが悲しい。F1琢磨の表彰台のときと比べる気にもなれないけれど、ホットドッグ早食い競争で優勝した日本人の記事にもてんで及ばないのは何故だ〜!

一方、予選1位だったロバーツ&スズキに対しても拍手。まず間違いなく予選専用セッティングだったのだろうけれど、それでもマシンの戦闘力が上がってきたことは事実なのでしょう。見事な追い上げでカピロッシが4位に入ったドカティの調子も良さそうだし、カワサキもソコソコ走れてるし、ホンダ本家のレプソルも良い感じ。加えてランキング上位のロッシ&ジベルナウが共にリタイアしてビアッジとのポイント差がつまりましたし、ようやくレース全体が面白い展開になりそうですね。

サッカーとラグビーと

ラグビーの対イタリア戦。
観に行こうと思っていたのに、時間を勘違いして行きそびれてしまいました。ちょっとショック。私もみんなと一緒に大畑のインゴール・ノックオンに呆れたかったのに! イタリアは11位で日本が18位。サッカーやテニスほど競技人口が多くない競技だけに、その差7つはずいぶん大きいようですねぇ。日本のかかげる「低いタックルによるデフェンス強化」は納得できるけど、やっぱりフォワードの押しで負けてるとどうしようもないような気もします。それ以前に、またチームの連携が崩れていたようでしたね。アウェイで日本的夏陽気の中、ワンチャンスを確実にモノにするイタリアの力量には感服。

一方、ユーロ決勝のポルトガル対ギリシャ戦。
寝転がって試合観戦してたんですが、試合展開がもひとつつまらなかったせいもあり、後半が始まったくらいでいつの間にやら寝入ってしまいました。ふ、と起きたらギリシャが優勝してるし。このカードではポルトガルを応援していただけに、ギリシャに2試合続けて負けたのも悲しいところ。ルイコスタの代表引退試合に花を持たせられなんだな・・・。とはいえ、まぁ。自分たちのスタイルを最後まで貫き通して、結果優勝することに成功したギリシャには、素直にオメデト!ですね。

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