3月末にサビた部品を取り外したその日の内に、クルマ用洗剤につけたボンスターで汚れを落としつつ、軽く錆び落とし。
マフラーステーとエアクリーナーカバーは、一晩サンポール漬け。
ボルト類は小型容器で2時間ほどサンポール漬け。
翌朝引き上げ、中性洗剤でゴシゴシ洗ったステーとカバー。
完全にではないにせよ塗膜がペロリと剥け、サビもソコソコ剝がれてました。サンポールだけでサビを完全に落とそうとしたら、もっと長く漬込む必要がありそうです。しかしながら、酸はサビを選択的に落とすのではなく金属表面を溶かしているので、私ゃホドホドで済ませた次第。
そのまま放っておくと簡単に錆びてくるので、#600でペーパーがけしたあと、WD40(内地ならCRC/556が定番ですね)を大量にぶっかけて保管しました。
ボンスターと中性洗剤で洗ったステップ周りには、HoltsのRust Remover を試してみました。浮きサビには有効なのですが、まとまったサビにはいささか力不足。
そこで、#180相当のサビ落とし用ナイロンたわしにポッカレモンを染み込ませ、流しでゴッシゴシ。なかなか良く落ちてくれます。
ポッカレモンは(サンポールほど強くない)酸性の液体として購入したものです。別に薬局でクエン酸を買っても良かったんですけどね。残っても調味料として使い回せる点が、ヒジョーに魅力的でして(笑)。
パッと見キレイになったところで乾燥させ、Holts のサビチェンジャーで黒サビ安定化。
サビの固まりと化したマフラーは、Rust Remover のあと #320耐水ペーパーで2日ほど研いでみたものの、ラチが開かない。そこでインパクトレンチ(BOSH PDR14,4V/N)を使うことにしました。
使用したアタッチメントは、YANASE の軸付ユニロンブラック。サビに触れた途端、粉と散って気持ち良かったです。なんだけど、屋内で使ったら床がサビ粉だらけに。鼻の奥までサビつきました。
インパクトを10分くらい回すと全体的にスベスベに。地金が広範囲に膨れ上がっている箇所は、無理して均すと強度が落ちたり穴が開いたりする恐れがあるので、ホドホドに抑えました。
#600でペーパー掛けして全体を均しつつ表面の状態を確認したのち、またしてもサビチェンジャー(どんだけ使ってるのやら)。
…なんてまとめると順調に作業が進んでいる様ですが、実は4月に入って直ぐに仕事が忙しくなってしまい、出勤前の30分とか、帰宅後から深夜前までの1時間とか、チマチマとした時間のやりくりをしておりましたとさ。
さて、次回は、カバーとステーとステップを塗るの巻、かな。