タブレット状の固形燃料と燃焼台座のキットです。野営するときや複数人で行動する場合には、もっぱら灯油コンロ(MANASURU 96)を持参するのですが、コンロをザックから取り出して、セッティングして、お湯沸かして、またしまって、というのは案外面倒(特に灯油は!)。そんなわけで、ちょっとコーヒーが飲みたいときとか、ちょっとカップ麺が食いたいときに重宝しています。燃料と台座のセットで¥800、燃料単体で¥400くらい。登山用品屋さんとかで売ってます。
写真は先日陣場山系に行ったときのもの。シェラカップを台座に載せてお湯を沸かし、これからコーヒーとタバコで一服、というシチュエーションですね。台座は2段階に開くので、シェラカップの様に底の狭いものはムの字、小型のコッフェルは全開にしてコの字にして使えます。左にある赤い箱が燃料。未使用時は畳んだ台座の中に収納されますから、携行というかハンドリングが楽です。
燃料タブレットは1×3cmくらいの大きさで、中央で二つに折れるように溝が入ってます。経験上、シェラカップで1個半(寒冷地では2個)、カップ麺レベルの水量で2〜3個、灯油コンロのプレヒートなら半分というところです。一箱20個入りなので、独りでちまちま使っているとナカナカ使いきれないのですが、防湿剤と一緒にしまっておけば、かなりの年数もちます。というか、もってました(笑)。
とにかく便利なグッズなので、キャンプ好きツーリング好きな人にお勧めしたいところ。
私ゃもう十数年使ってまして、しかも2個持ってます(笑)。
競合するのは、いたるところにあるコンビニくらいなものでしょう。