魔法の粉

先日、歯医者さんから「このまま割れたら抜歯ですぜ」と脅かされた上あごの奥から二番目の歯。言われて気にしすぎっていうことはないと思うのだけれど、数日前から息を吸うときに妙にスースーし始めたので治療に行ってきました。

そしたら、一番奥の歯の方が虫歯が激しいことが判明。てことで、先に大奥の虫歯退治をして、次回、ふたついっぺんに詰め物用の土台作りを済ませて時短を図ることにしました。で、麻酔を打たれてガーガーギーギー穴を掘られた挙げ句、残ったのは根元の方と内側一部のみ。歯とは名ばかりの姿に変わり果てました。

しばらくは歯茎が弱い状態が続くので歯磨きしてはいけません!というお達しとともにもらったのが、写真の薬。歯磨き代わりに毎食後と就眠前に口をゆすげと。こんなん初めてもらいました。薬として渡すくらいなんだから、市販の液体歯磨きよりも確かなのかな。中身はピンクの細かい粒状。水と一緒に口に入れてみると、ほんのり甘い。グジュグジュすすいで吐き出してみれば、うすーい氷イチゴのシロップ状態。爽快感はありませんが、医者がくれるもんなんだから間違いないんだろうという確信を元に、あんがい歯を磨き終わったような達成感を覚える一品です。もう少しくれたら良いのに。ちょっと便利だもの。

しかしなぁ。普段目にしやすい歯でもここまで痛んでいるとはなぁ。
カルシウム繋がりでいえば、普段見えない骨はどうなっているのやら。

その他もろもろ、ちょと考えさせられましたとさ。

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