稲取温泉(静岡)

月曜から2泊3日で稲取で温泉してきました。

稲取は伊豆半島の東側、伊東と下田の間にある温泉町です。一昨年の秋に泊まったKKR稲取というホテルから、折りあるごとに案内葉書が来ておりまして、たまたま最近届けられたものに「2泊3日13000円(1名様より)」という格安平日コースが紹介されていたのですね。前回も最低料金コースだったので?食事はそれなりでしたが、風呂と眺望と、何よりも一名客を煙たがらない姿勢に好印象を持っていたので、ちょうど仕事の中休みということもあり行くことにした次第です。

稲取までは、新宿から小田急・JR・伊豆急を乗り継いで3時間半〜5時間(乗り継ぎによってえらく差がでました)。特急「踊り子」ならスカッと行けそうなもんですが、ローカル線でのんびり風景を眺めるのも旅の楽しみの一つ(しかも安上がり)。天気予報では「ずぅ〜っと雨」とのことだったので、ゆっくり湯治モードに入っていた私には、時間なんてあまり関係のないところでもありましたし。

ところが、どうしたことでしょう。晴れではないですか。初日は防潮堤の上に寝転がって、クライブ・カッスラーの「マンハッタンを死守せよ!」をのんびり読書。海辺で海絡みの本を読むのはいいもんですな。防潮堤に寝転がっていると、たまにナニカにくすぐられます。ソレは4センチ大のフナムシ。ムシ嫌いの人には薦められません(笑)。

二日目の午前中も同じように本を読んでいたところ、どうやら天気がもちそうな感じだったので、午後から今井浜まで出かけることにしました。日差しは強烈で、約1時間半も歩いていると、顔がヒリヒリ。今井浜で甲羅干しをする気でいましたが、すでに首と肩がアブナイ状態になっていたので、早々に引き上げました。それからしばらくすると、急に雨が。でも、焼けた素肌に気持ちイイ♪。とはいえ濡れ鼠になるのもなんなので、たまたま停まっていたバスに乗り込みましたとさ。

しっかし、まぁ。雨の用意はしっかりしていたのですが、日焼け対策なんて考えもしなかった。数日前に稲毛海岸で下地を焼いておいたこともあり、温泉に浸かっても死なない程度で助かりました。のこりの時間は海を眺めて読書三昧。しっかり、のんびりしてきました。それにしても、やっぱり海っていいなぁ。つくづく。

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