ようやく、レグザリンク・シェア活用

視聴覚コーナーの CD 再生機を新調した勢いに任せて、ブルーレイ再生機も買い替えてしまいました。ただし、こちらは中古品。レグザブルーレイで録画した番組をLAN 経由で遠隔再生する「レグザリンク・シェア」機能に対応した TOSHIBA DBP-S600(2018年製・生産終了品)です。

これまで使っていたブルーレイ再生機 SONY BDP-S1500 と比べ、高さはほんのり、幅と奥行はそこそこサイズアップ。BDP-S1500 購入当時は CD 再生機の安価な代替品を探していたので、デジタル音声出力端子のない DBP-S600 は候補から外れておりました。結果的に二度手間となりましたが、趣旨が異なるのでヤムナシ。

視聴覚コーナーのメタルラックに高さギリギリで収まっていた BDP-S1500 よりも背高でしたが、どうにか設置。しかし、ここの区画、もともとは本来の役目を終えた AV 機器のセカンドキャリアの場だったのに、ここ半年ほどですっかり機材が入れ替わってしまいました。

DBP-S600 に有線 LAN を繋ぎ、設定を済ませ、「ホームネットワーク」で録画機 TOSHIBA DBR-T1008 を覗いてみると、内蔵 HDD や外付 HDD、その他ソースまで無事確認できました。ほっ。

動作は、もっさりしてるなと感じていた BDP-S1500 より、もっさり。録画番組リストの表示方法が大雑把(基本は録画日時順、絞り込みはジャンルのみ)なので、大元でフォルダを使って番組を小分けにしておかないと、見たい映像の探し出しが大変そう。

でもまぁ、視聴覚コーナーにプロジェクターを導入した時に、試しに録画機でブルーレイディスクに焼いた番組を再生するのに要した手間暇を思えば(一度で懲りた)、もっさりとした番組選択のストレスなぞ、大したことではありませぬ。いや、実際のところ、必要なときだけにしかサブスク契約しない人間にとっては、利便性マシマシ。めでたしめでたし。

さて、今回の機器更新で、ウチのテレビ/ブルーレイ環境は「東芝」時代の REGZA で統一されました。ついでに言うなら、ブルーレイ録画機・再生機ともども先頃倒産したフナイの OEM 世代。なんだかもう、どれかが壊れたら面倒というか、袋小路にハマった環境になってしまいました。いやはや。

Mac mini (2018):Mojave へのダウングレード

Mac mini (2024) 稼働開始から取り立てて問題なく1ヶ月が経過したので、保険で環境を残しておいた旧作業マシンである Mac mini (2018) の再セットアップを行うことにしました。この Mac mini (2018) は、エラー状況からして起動ディスクを初期化する必要がありそうだったので、ならばいっそ問題を起こした Monterey (12) 以降ではなく、32bit アプリが実行できる Mojave (10.14) を入れることに決定。このダウングレードが、意外に面倒な作業となりました。

  • 前段でオンラインでの OS インストールが失敗続きで散々時間を無駄にしたため、USB メモリ使用のインストーラーを準備
  • Mac mini (2018) はインテルMac で Apple T2 セキュリティチップを搭載しているため、USB 経由でインストーラを実行させるために起動セキュリティユーティリティの設定変更が必要
  • Mojave と Monterey (Catalina 以降)では起動ディスクのボリューム構成に差異があり、OS のインストール領域が異なるため、直接的なダウングレードは不可
  • ディスクユーティリティの違いから、Mojave からは Monterey の起動ディスクを Mojave 用に初期化できない(らしい)

実際の作業では試行錯誤がありましたけど、ここではより合理的なルートを備忘録レベルで記しておきます。個々の作業の詳細は本家サイトにてご確認ください。

1.OS インストール用 USB メモリの準備

App Store から Mojave フルインストーラをダウンロード。ターミナル経由で USB メモリ(32GB)上に起動可能なインストーラを作成。

2.起動セキュリティユーティリティの設定変更

Mac 起動、起動音が鳴ったら「command + R」を押して「MacOS 復旧」を召喚。「起動セキュリティユーティリティ」を開き、「安全な起動」を「中程度」、「許可する起動メディア」で「外部メディアまたはリムーバルディスクからの起動を許可」。これで再起動。

3.起動ディスクの初期化

Mac 起動、起動音が鳴ったら「shift + option + command + R」を押して、インストール済みもしくはより新しい世代の OS のオンライン・インストーラを召喚*。「ディスクユーティリティ」で「すべてのデバイスを表示」し、起動ディスクの最上位階層(APPLE SSD うんちゃら)を APFS / GUID パーテーションマップで初期化。念のため First Aid でチェックして、再起動。

※Monterey (12) が始まるかと思いきや、前段で Ventura (13) を入れ損なったせいか Sonoma (14) が呼び出されました(作業時点の最新版は Sequoia (15))。ちなみに、Mojave (10.14) のインストーラでは Macintosh HD – Data や Update 領域は見えたものの、OS 入りの Machintosh HD は不可知。

4.USB メモリからの OS インストール

Mac 起動、起動音が鳴ったら「option」を押して、USB メモリ上の Mojave インストーラを起動ディスクとして選択。

インストーラが立ち上がるので、インストール先として前段「3」で初期化したディスクを指定。

あとはいつも通り。やがて懐かしい砂漠の風景が見えてきます。

5.起動セキュリティユーティリティの設定を戻す

一通り設定&確認して問題なさそうであれば、再起動。「2」で変更した起動セキュリティユーティリティの設定を「高度なセキュリティ」かつ「外部メディアまたはリムーバルディスクからの起動を許可しない」に戻し、再インストール作業完了。

ちなみに、Mojave は既にサポート対象外かと。基本的に、一時的に古いソフトを使うための環境として残しておくまで。万が一、作業マシンにトラブルが生じた時に代役として使う場合は、またアップデートしていくですな。
…Monterey は同じトラブルに陥りそうで避けたいけど。

機動戦士 Gundam GQuuuuuuX -Beginning-

たまたま早起きしたので、1日1回朝一上映の「機動戦士 Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」を観てきました。

本家では白い悪魔の一撃であっけなく散った艦長代理さんが、ブライトさん張りの活躍を見せて嬉しくなってしまった私はファースト世代。前半を観終わったところで、なんか前に味わった感覚だなーと思ったら、昔セガサターンで「ギレンの野望」を遊んだ時の「if」展開の記憶でした。

宇宙世紀外のガンダム作品って、宇宙と地球の関係性やニュータイプの意訳・置換えに各々工夫を凝らしているわけだけれど、そのまま二次利用で来るとは(それが許されるとは)、面白い世の中になりましたこと。

私自身は、オリジナルに対する敬意を感じられる引用・転用に関しては、おおよそオッケー、料理の仕方次第。むしろ、前半と後半でまるで絵柄の異なるキャラクターをよく混ぜられたなと感心しているところ。

その後半は、よくわかんないけど、なんかわかった(笑)。
面白かったので、本編を楽しみに待つといたしましょう。

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