ある日の水槽

年末に導入されたサンゴイソギンチャク。相変わらずカクレクマノミは入るそぶりを見せませんが、その代わりに寄り添っているのがスカンクシュリンプくん。触手の上を平然と歩き回るわ、ちっこいハサミでイソギンの体表をツマみまくるわ。まぁ、ストレスを与えない範囲で協調関係にあれば良いのだけれど。

それにしても、このスカンクくんは、水槽内の生き物全般に対して悠然とした態度を取っているなぁ。サカナたちにも獲って食おうという素振りがないし。掃除屋としてタンクメイトに薦められるわけじゃわい。

・・・ペパーミント・シュリンプという例外もあったけれど。

今日は夕方から事務所を空けて、日が暮れてから戻ったのですが、電気をつけて目についたのが、模造岩のてっぺんで居眠りするイソキンチャクフグの姿。

背中側から茶色っぽく体色を変化させ、目を見開いたまま(当たり前か)すやすや〜っとしてました。数分後、目を覚ましたと思ったら、胸びれを興奮気味にパタパタさせてエサくれ〜アピール。

ほんと、ルチャみたいなヤツだ。

そんな感じに観察しているうちに気づいたのが、クサビライシの外骨格の頂上にニョロ〜っと生えた軟体動物みたいなモノ。

この骨格は2ヶ月くらい乾燥状態にあったものを2日前に水槽に入れたので、付着生物が生き残っていたとは到底考えられない。よっく見てみると、筋肉っぽい体節が数本ある。頭をもいだシラスのようにも見える。乾燥赤虫はエサとして与えてるけど、さすがにシラスはなぁ。なにかなぁ。気持ち悪いなぁ・・・。

動きがあり次第、お知らせします。

愛はかげろう

昨日、周囲(ごく一部)の期待を一身に受けて送り込まれたペパーミントシュリンプくん。

昼前にフと背後の水槽に目を向けたら、
あが!スカンクシュリンプに喰われとる!!

急遽、虫の息のペパーミントを隔離したものの、数分後★・・・。
仕方がないので、そのまま水葬にして見送りました。


その2380円の亡骸を、
180円のミスジリュウキュウスズメダイがつつき、
780円のシマキンチャクフグが齧り、
980円のスカンクシュリンプがつまみ、
そしてスマイル0円のシャコが巣までテイクアウト。

これも一種の下克上。
あとにはなーんにも残りませんでした。

てめーら、最近ヒトでさえそんな豪勢な食事、してねぇんだからな。
ちったぁ、ありがたく思え!!

明けましてイソギンチャクでございます。

昨年というか昨日、事務所水槽に投入したサンゴイソギンチャク。ストレーナーに吸い込まれたり、ヒーターで煮られたりしていないか不安だったので、元旦から詣でてきました。

そして生存を確認。ミスジリュウキュウスズメダイがたむろしている模造植物に近いのが気になるけれど、鑑賞上なかなかに良いポジションに(今は?)落ち着いております。

早くも新しい環境にも慣れたかのかな。位置取りだけではなく、触手の状態からして気分的にも(?)落ち着いている様に見受けられました。

底の方に陣取っているから、スカンクシュリンプあたりが食われたりしないか心配ではあるのですが、当人はヒトの気も知らずにイソギンの周囲を呑気に徘徊。ほかの連中はそこまで近づかない。カクレクマノミも近づかない。ま、カクレがイソギンに入るまでには日数がかかったり、そもそも相性問題もあるようなので、しばらく様子見ですね。

反対から見たところ。

魚の隠れ家としてクサビライシの骨格をてっぺんにしたヤグラを組んでいて、その天井裏に定着しています。いわばシャチホコのポーズ。

関節痛を知らぬヤツは幸せだわい。

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