カクレ3号

他界したカクレクマノミの跡を継ぐ、新しい個体を木曜日に導入しました。

天然・宮古島産 Mサイズ(1280円)。元から居るカクレは「沖縄産」とアバウトな表記でしたから、産地的に近いのか遠いのかよく分かりません。大きさは、ほぼ同サイズ。先住者が鮮やかな橙色をしているのに対し、新人くんは上から黒のグラデーションをかけたような、飴色っぽい体色。別にツガイにしようとは考えていなかったので、見た目にキレイな個体を選んだのでした。

恐らく、ヨソ者には先住者たちがツラク当たるだろうと思ったので、電気を消す帰宅前に水合わせの袋からリリースすることにしました。

放してみると、案の定、先住のカクレがちょっかいを出してくる。新人くんも対抗するものの、やはり慣れない環境では分が悪く終始劣勢。そこへ争いに刺激されたミスジリュウキュウスズメダイたちがヤジウマ的に参戦。さらに、一番大きいミスジがシマキンチャクフグを除く全ての魚達に突っかかりはじめました。やはりなぁ・・・と思いつつも、犠牲者を出すほどの攻撃性ではなかったので、ひとまず照明を消して諍いを強制終了。翌朝、出勤してみれば、皆さん割とフツーに馴染んでおりましたとさ。

あとは新人くんがウチのエサに早く慣れてくれるのを願うのみ。

生と死と。

月曜の昼下がり。

ふと背後の水槽を眺めたら、スカンクシュリンプの動きがいつもと違う。横たわったカクレクマノミに股がり、エラの内側にハサミを差し入れて盛んについばんでいたのでした。急いでカクレを引き上げたものの、既に☆。5ヶ月余り経過した事務所水槽で、初のサカナの脱落者。

片側のエラに内側から出血した跡がありましたが、その他に外傷はなし。朝は元気にしてましたから、病気ではないでしょう。疑わしいのは、やっぱりスカンクシュリンプだなぁ。脱皮を繰り返してデカクなり、水槽内で一番大きいシマキンチャクフグですら、掴まれると沈みがち。ちっこいカクレなんて、抱えられたら泳げないよな・・・。ヤツにしてみれば「エラについたムシを食べてあげるよ。あれ、エラも美味いじゃん」くらいなノリなのかしら。

残ったカクレ(いつもいじめられていた方)1匹だけだと、ミスジリュウキュウスズメダイの群れに集中攻撃されそうなので、そのうち補充するつもりです。

一方、こちらは通販で仕入れたコサボテングサ

実に元気で、先端から丸い葉がどんどん生えてきています。だいたい4〜5日で1枚。今や3段目の新しい葉が生えつつあるところ。シマキンチャクフグに齧られた跡が何カ所か見受けられるも、絶対的に成長速度の方が速い。

どんだけ伸びるのか、ちょと興味を持って見守っております。

イソギン、回復中。

2月7日(事故から2日目)

ストレーナーに吸い込まれて負傷した、事務所のサンゴイソギンチャク。

ひとまず光合成でエネルギーを蓄えなされと明るいスペースに置いてから、数日間移動もせずにじっとしておりました。縮こまっている時間が長くて、こりゃ☆に近づいたかなーと思ったげな。

2月17日(12日目)

しかしながら、なかなかシブトイ。1週間ほどすると、ガラス面を移動するほどまで回復。

と、思いきや、口をアングリ開けっぱなしに。
やっぱり☆か??

2月26日(21日目)

それでも頑張るイソギンチャク。

写真下側が負傷した部位です。触手が溶けたように消失している模様。ただ、破れてギザついていたフチの部分が滑らかに繋がりつつあるので、案外これは大丈夫かもしれませんね。

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