デス・ロック

ペパーミント・シュリンプに託したセイタカイソギンチャク(俗にいうカーリー)退治の夢が一夜にして消えてしまったため、ライブロックを水槽から引き上げて2週間ほど乾燥させておりました。

その間、今度は藍藻カーペットが出現。

光量が2倍になると、いろいろ生じるなぁ・・・。

ということで、隔週で行っている水交換(だいたい水槽の半分くらい)のタイミングで、ソコラヘンの環境を一式復元!

ここ数日、光源から離れた水面近くに陣取って動かないサンゴソギンチャクは、触手の開きにもひとつ元気が感じられない状態。水交換中も離れようとせず、シワシワダラリ〜んっと垂れ下がっておりました。おかげで、水の補給作業が随分と気ぜわしいことに。幸い、新鮮な水に浸かって復調傾向。

その元気のないイソギンに、昨日あたりからカクレクマノミのランボーな方が入るようになりました。触手が小さく縮こまり、結果、細くなった触手が密集した状態がお気に入りっぽいです。クマノミのツキが良いというハタゴイソギンチャクも細かい触手が密ですから、そこらへんの類似なのかしらん。自分の身体より小さく縮んでいても、無理矢理入ろうとするときもあったりして、果たしてイソギンのストレスはいかほどのものか・・・。

胃潰瘍、起こさんでくれよ。

トーチカのペンキ塗り

事務所の水槽は人工海水からスタートして、その後は天然海水で1/4〜1/2くらいの量を定期交換しています。

写真は水槽立ち上げから8日目のもの。漂白剤でキッチリ殺菌したエビさんトーチカは、まだまだ白い外観を保っています。

37日目。巻貝を投入しても珪藻の茶色い幕が取りきれなかったので、水を半分くらい準備して水槽内を清掃しました。同じタイミングで細かいサンゴ砂を追加。

この頃になると紫色の石灰藻がポツポツと出現。ブリーチに耐えるとは、つくづく強いヤツらだ。

61日目。珪藻はほとんど気にならなくなりました。調べた範囲では、珪藻の成長は水道水中のケイ素の量に関係しているとのこと。積極的に天然海水を継ぎ足しているから、ケイ素の減りも早いのかもしれませんね。

エビさんトーチカの石灰藻は、さらに面積を広げつつあります。いずれ紫色に染まるのでしょう。このトーチカを中心に、ガラス面にも浸食しつつあるので、たまにゴシゴシしています。まぁ、珪藻と違って見た目に汚くもない色だから、あまり気にしてはいませんけどね。

さて、藻類も良いのだけれど、環境の保全を考慮すると、ちゃんとした生産者が欲しいところ。ということで、ただいまリュウキュウアマモの導入を前向き検討中です。イソギンチャクを飼う前の、光量チェックという意味合いもありますが、ね。

Copyright ©2024 新たまねぎ小屋 All Rights Reserved.