DAIHATSU NAKED:自作メーターリングの補修

去年の正月に染めQでインパネを塗ったものの、それだけでは物足らずに針金を使ったメーターリング(正しくはインパネ開口部のリング装飾かな)を取付けておりました。そして時が過ぎ。しばらく前にタコメーター部のリングが外れたばかりか、足元に落ちていた針金をゴミと勘違いして捨ててしまうというボケをかましたおかげで、今週末に再作業と相成りました。

前回はエアコン吹き出し口の装飾もあって、数が多いものだから柔らかくて作業が楽な φ1.6mm の針金で統一していたものの、作ってからメーター部は太い方が良かったナと感じていたことを思い出して、今回は φ2.0mm の針金を採用。

インパネ(の一部)を車体から取り外し、メーター部の段差に針金を沿わせつつ整形。外周径が大きい分だけ、太い針金でも作業は楽でした。針金の太さを揃えるためにスピードメータ部も交換することにして、輪っかを2つ製作。

パーツができたら、竹串を使ってセメダインをインパネに塗り、リングを接着。

慎重だった前回とは異なり、なんせ新鮮味のない二度目の作業で緊張感をなくしていたものだから、接着剤の塗布に一部失敗! ハミ出した接着剤は指とツメであらかたこすり取り、完全に乾燥してから耐水ペーパーで削り落としました。

そしてインパネを車に再装着。

太い針金に変えたからといって、なんせ地味な銅メッキ。それほど存在を主張せず、私的にはバランス良く収まった感があります。さりながら、やっぱ太くなった分だけテキトーに処理した汚い断面が悪目立ちするのが欠点かなーという気配あり。

もっとも、リングが外れたことに気づかずに、ゴミと勘違いして捨ててしまうくらい地味な装飾なわけで、汚い断面の存在なぞもいずれ気にならなくなるのでしょう。針金の存在ともどもに(笑)。

DAIHATSU NAKED:自作メーターリング

年明け早々、発作的に塗装したネイキッドのインパネ。なーんか物足りなさを感じていたのが、メーターやエアコン吹出口といった穴空き部の周辺でした。もし、インパネにソフトパッドが張られていたとしたら、縫い目なり留め具なりがあって然るべき部分です。

ネットで調べながら対処法を検討したところ、針金を使ったリングを嵌めるのがお手軽そう。そこで、DIY屋でブロンズ調のアルミ針金、保険で直径1.6mmと2.0mmの2タイプを購入しました。

2種類の針金のどちらを使うか、まずは仮当てして観察。存在感としては2.0mmが適当かなと感じたものの、1.6mmの方が明らかに曲げやすい。装飾をことさら目立たせる気もなかったので、作業性を優先して1.6mmに決定!

ちなみに加飾を目立たせたい場合、3.0mmあたりまでの素材が候補になりそうな気配です。

手順はシンプル(てか原始的)。取り外したインパネに針金を仮当てして適当な長さにニッパで切断。そして現物合わせで長さと曲率を調整、切断面をヤスリで研磨、です。私の場合、どうも短くしすぎる傾向にあるようで、メーター部で1本、エアコン吹出部で3本、作り直すことになりました。

インパネへの針金の固定には、ポリプロピレン(PP)対応の瞬間接着剤を使用。面ではなく、8ヵ所の点で接着しました。はみ出した部分が乾燥後に白くなったため、ツメと耐水ペーパーで研磨してゴマカシ。

そしてできあがった、エアコン吹出口。

当初、吹出口そのものもピアノ・ブラック調か鈍い金属調に塗ってやろうかなぁ、という頭もあったのですが、リングをつけてみたら現状ままのフラット感が適当そうに思えてきました。ただし、私のイメージを具現化しようとすると筆塗りするしかなく、それを4個もやるの面倒だしぃ、という意気地のなさが潜んでいたことを付け加えておきます。

メーター部。ブロンズ調で光沢が鈍いこともあって、引いた写真では分からないくらい地味な装飾です。メーター周りは2.0mmでも良かったかなーと思いつつも、どうしても汚くなりがちな切断面まで目立たないので、これはこれでいっか、と。

総じて、インパネの塗装部と非塗装部の連続性をリングが断ち切ってくれたおかげで、思惑通りプラ部品のウソっぽさが薄まりましたからね。現状で十分でございます。

まして、オーナー以外に気がつく者もいないであろう、自己満足な世界でしょうし(笑)。

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