都屋で汲んできた海水を片手に事務所に入ってみれば、サンゴイソギンチャクがストレーナー(ポンプの吸い込み口)に張り付いて縮こまってるではないか! 慌ててポンプをオフ。ぽにょんと戻ったものの、水交換中もストレーナーから離れる素振りを見せない。これは吸い込まれたな・・・。
ストレーナーを外して観察したところ、一筋の肉が予防策として嵌めていたスポンジフィルタを突き抜けてストレーナーの狭いスリット内側に達していました。イソギンの外皮はストッキング並みに薄く破けやすいので、慎重に慎重に重ねてレスキュー活動。無事、救出。
イソギンを水槽に戻してみると、縮こまったまま口を開けてモジモジしている。ずぅ〜っとモジモジしている。よくよく観察してみたら、一部、破けて中身が見えてました・・・(写真で下の方が破けてます)。ちなみに、元気なときはこんな感じです。
とにもかくにも回復を祈るばかり。
ペパーミント・シュリンプに託したセイタカイソギンチャク(俗にいうカーリー)退治の夢が
その間、今度は藍藻カーペットが出現。
ということで、隔週で行っている水交換(だいたい水槽の半分くらい)のタイミングで、ソコラヘンの環境を一式復元!
ここ数日、光源から離れた水面近くに陣取って動かないサンゴソギンチャクは、触手の開きにもひとつ元気が感じられない状態。水交換中も離れようとせず、シワシワダラリ〜んっと垂れ下がっておりました。おかげで、水の補給作業が随分と気ぜわしいことに。幸い、新鮮な水に浸かって復調傾向。
年末に導入されたサンゴイソギンチャク。相変わらずカクレクマノミは入るそぶりを見せませんが、その代わりに寄り添っているのがスカンクシュリンプくん。触手の上を平然と歩き回るわ、ちっこいハサミでイソギンの体表をツマみまくるわ。まぁ、ストレスを与えない範囲で協調関係にあれば良いのだけれど。
今日は夕方から事務所を空けて、日が暮れてから戻ったのですが、電気をつけて目についたのが、模造岩のてっぺんで居眠りするイソキンチャクフグの姿。
そんな感じに観察しているうちに気づいたのが、クサビライシの外骨格の頂上にニョロ〜っと生えた軟体動物みたいなモノ。