月曜の昼下がり。
ふと背後の水槽を眺めたら、スカンクシュリンプの動きがいつもと違う。横たわったカクレクマノミに股がり、エラの内側にハサミを差し入れて盛んについばんでいたのでした。急いでカクレを引き上げたものの、既に☆。5ヶ月余り経過した事務所水槽で、初のサカナの脱落者。
片側のエラに内側から出血した跡がありましたが、その他に外傷はなし。朝は元気にしてましたから、病気ではないでしょう。疑わしいのは、やっぱりスカンクシュリンプだなぁ。脱皮を繰り返してデカクなり、水槽内で一番大きいシマキンチャクフグですら、掴まれると沈みがち。ちっこいカクレなんて、抱えられたら泳げないよな・・・。ヤツにしてみれば「エラについたムシを食べてあげるよ。あれ、エラも美味いじゃん」くらいなノリなのかしら。
残ったカクレ(いつもいじめられていた方)1匹だけだと、ミスジリュウキュウスズメダイの群れに集中攻撃されそうなので、そのうち補充するつもりです。
一方、こちらは通販で仕入れたコサボテングサ。
実に元気で、先端から丸い葉がどんどん生えてきています。だいたい4〜5日で1枚。今や3段目の新しい葉が生えつつあるところ。シマキンチャクフグに齧られた跡が何カ所か見受けられるも、絶対的に成長速度の方が速い。
どんだけ伸びるのか、ちょと興味を持って見守っております。
ペパーミント・シュリンプに託したセイタカイソギンチャク(俗にいうカーリー)退治の夢が
その間、今度は藍藻カーペットが出現。
ということで、隔週で行っている水交換(だいたい水槽の半分くらい)のタイミングで、ソコラヘンの環境を一式復元!
ここ数日、光源から離れた水面近くに陣取って動かないサンゴソギンチャクは、触手の開きにもひとつ元気が感じられない状態。水交換中も離れようとせず、シワシワダラリ〜んっと垂れ下がっておりました。おかげで、水の補給作業が随分と気ぜわしいことに。幸い、新鮮な水に浸かって復調傾向。
年末に導入されたサンゴイソギンチャク。相変わらずカクレクマノミは入るそぶりを見せませんが、その代わりに寄り添っているのがスカンクシュリンプくん。触手の上を平然と歩き回るわ、ちっこいハサミでイソギンの体表をツマみまくるわ。まぁ、ストレスを与えない範囲で協調関係にあれば良いのだけれど。
今日は夕方から事務所を空けて、日が暮れてから戻ったのですが、電気をつけて目についたのが、模造岩のてっぺんで居眠りするイソキンチャクフグの姿。
そんな感じに観察しているうちに気づいたのが、クサビライシの外骨格の頂上にニョロ〜っと生えた軟体動物みたいなモノ。