60cm水槽:外部フィルターのインペラー交換

幸い、予想よりも汚れなし

あれはそう、10月下旬のこと。海水魚水槽に藻が蔓延りつつあったため、そういえば忘れてたわいと、久しぶりに EHEIM CLASSIC 2215 を本格的に清掃したのです。

で、全てを組み立てて電源を入れてみれば。インペラーがヴィ〜〜〜ンと五月蝿く唸る。エアがみが原因かなと、装置を揺すったり叩いたり電源を切ったり入れたりしているうちに静かになったので解決したつもりになっていたのですけれど、1ヶ月もしないうちに再発しましたよと。

外部フィルターの上蓋を開くまでの一連の作業は、約1ヶ月で2回目ともなるとウンザリ

過去に一度、やはりインペラーが騒がしくなった時に軸を交換して解決したことがあったのですが、今回の五月蝿さは明らかに別格。そこで、今回はインペラーと軸をセット交換することにしました。

左:交換対象セット 右:新品セット
このご時世、パーツのお値段ほぼ倍増…

部品が届いた今月頭、部品を交換。たいへん、静かになりましたとさ。
ちなみに、EHEIM 2215 は購入から早12年が経ちました。安定して動いてます。

もひとつちなみに、水槽には投入から8年が経過したカクレクマノミ1匹と、クリーナーの貝たちが暮らしています。1年くらい前に、6年ほど同居していたニセモチノウオが水槽から飛び出してからというもの新顔を追加していなかったので、いささか孤独な感じ。エビでも入れてやろうかしら。

60cm海水魚水槽 大掃除:#6 魚の帰還。

照明環境が整ったところで、久々に新メンバーを迎えようかいと、昨日の夕方、ソメワケヤッコを買ってくる。過去、ウチの水槽ではヤッコ類は短命に終わることが多かったのだけれど(最長はルリヤッコで半年強くらい)、デカめの個体で再挑戦。

そして今日の昼過ぎ、水が整うまでの間、スリム水槽に避難させていたカクレクマノミとニセモチノウオを帰宅させる。

そして、数分後。狭いところをすり抜けるのが大好きという共通点を持つニセモチとソメワケが牽制しあい、その煽りをくらって最弱なカクレが隅っこでフルフルと泳ぐ、少しばかり殺伐とした水槽の出来がり、と。時と共に落ち着くことを願うばかり。

といった塩梅で、3週間に渡った水槽の大掃除、これにて閉幕でございます。

60cm海水魚水槽 再リブート:#4 住民たち

最後に水槽住民たちのご紹介

まずは、最古参となっているカクレクマノミ。導入から4年強。成長とともに性格が少々キツくなってきていて、今回の再々立ち上げ作業中、水槽に手を入れるとカミつきにかかってきやがりました。そのくせ、ほんの少しでも立場が弱くなると引っ込み思案になったりもする繊細さも合わせ持っています。

続いてニセモチノウオ。たしかカクレ導入から少し経過した頃に入れたので、4年目くらいでしょうか。今回のレイアウト変更で岩場周りに通路を多くとったのを幸い、巡回に勤しんで他の住民に必要以上にプレッシャーを与えています。こちらも成長とともに気が強くなってきていて、現時点ではコイツが水槽の主。いちばん小さいのにね。

新規加入のフタイロカエルウオ。水が安定するまでに繁茂するであろう、珪藻の退治役としてギンポ系を探しているうちに出会ったヤツです。新参者でかつ少し痩せ気味でもあったので、水槽立ち上げの早い段階で導入し、しばらく単独飼育して粒餌に慣らして太らせました。もはやすっかり舌が肥えてグルマンになってしまってるでしょうから、珪藻取りには役立たないかも…。

魚類は以上の3個体のみ。事務所に水槽を導入して10年くらいになりますが、その間にイロイロ入れて☆にしてきたこともあって、最近は動きが面白くて環境変化に強い小粒なヤツらを少数飼育する程度にしています。

続いて無脊椎。今回新たに入れたスカンクシュリンプは、1週間もしないうちに食殺されてしまいました。ライブロックの表面を掃除してくれるのを期待していたんですけどね。ほんとにもう、ニセモチめ。自分よりも高いヤツを食いやがって。お前もグルマンか。

そして、カクレ導入時に発見したイソギンチャクは、4年を過ぎても元気に成長しています。大きくなってから眺めてみるにタマイタぽい感じなのですけれど、それにしては過去にタマイタに入っていたカクレが棲みつかない。発見時の印象通り、サンゴイソギンなのかなぁ。

そしてそして、今回また新たな小型イソギンチャクを発見。たぶん、スカンクシュリンプと一緒に袋詰めされてきたのかと。ぱっと見、悪者に化ける雰囲気がなかったので経過を見送るつもりですが、ここまで透明だと、うちの水槽では暮らしていけないかもしれませんね。先住イソギン由来の褐虫藻を取り込めるか否かにかかってきそうです。

その他、掃除役として、マガキガイ4個体、シッタカ(ぽいの)4個体を入れてます。約3週間に渡った立ち上げ作業を終え、その間ライブロックについた藻類を貝類がどれだけ食べて減らしてくれたかというと… うーん、あんまり変わらない感じ。やっぱり藻類退治にはヤドカリを雇うのが順当ですかねぇ。ただ、経験上ヤドカリがいると貝類の死亡率が上がる傾向があるので、悩みどころではあるんですよね。

ともあれ、今はこんな感じです。このまま平和に過ごせるといいな。

|60cm水槽 再リブート:#1, 2, 3, 4|

Copyright ©2025 新たまねぎ小屋 All Rights Reserved.