土曜日に淡水浴と水交換をして、月曜日に出社してみれば。
白濁していたクマノミくんの目が透き通っておりました。
これは立ち直るかも、と期待を抱きつつ迎えた火曜日。
泳いでいる時は問題ないのだけれど、底で安静にしている際に水平を保てず、頭を下にしてヒレでバランスを取ろうとしている。この状態に陥ると⭐️になるケースが多かったので、念のため(他のサカナとともに)淡水浴と水交換。
だがしかし。翌朝⭐️になってました。享年4歳8ヶ月+α。外見的には回復に向かっているように感じられたのだけれど、体内をヤられていたんだろうなぁ。
ともあれ、クマノミの死で傷んでいるであろう隔離水槽の水を全交換。結局、新規追加したスカンクシュリンプはサカナ体表のクリーナーとしては機能しなかった様子(個体差あるよなー)。業を煮やしたクマノミに齧られたらしく、触覚3本、短くなってました。
残されたミスジリュウキュウスズメダイ(5歳半越え)とニセモチノウオは外見も動きも問題なさ気なので、白点病自体は収束した模様。あとは60cm水槽の状態次第だな…。
【追記】
これまでの記述が表層的に過ぎたかな、と思ったので補足します。今回の白点病対策の主眼は「白点虫を魚体および水槽内から枯渇させること(増殖と再罹患を防ぐこと)」にあり、「患者を治療しようとした」訳ではありません。てか、後者は自然治癒に任せるしかないですものね。淡水浴に関しては、白点虫が付着した直後ないし離脱する直前にしか効果を期待できない上に、患者にかかる負担が大きいと思われるので、微妙なところもあるのですが、どんな生き物だって体に異物がつきゃ気持ち悪く感じるだろうさ、少しでも落とせるものなら落としてやろうさ、という頭で実施した次第。スカンクシュリンプの導入も同様にて。

数日様子を観察していると、ミスジリュウキュウスズメダイとニセモチノウオの動きもおかしい。どうやら、全員罹患した気配濃厚。これは学級閉鎖ですな。
そして今日、6/4(土)。クマノミの体表の白点は減ってました。そのかわり、水槽の底に長さ1mm弱の細くて白いモノが散らばっており…。
サカナを除去して水槽を淡水浴。
さらに白点虫取りの名人、スカンクシュリンプを導入。さっそくクマノミくんが口を大きく開けて「先生、診てください」とばかりに寄っていくものの、着任早々で環境に不慣れなスカンク先生は及び腰。頼むよ、診てやってくれよ。元気になったら襲われるかもしれない気持ちもわかるけどさ…。
事務所水槽の
そして、最初の水槽立ち上げから6年近く生き残った挙げ句に暴君と化したミスジリュウキュウスズメダイの隔離小屋として、スリットの入ったプラケースとシンク用フックとタコ糸を100円ショップにて購入。
加工が必要になるかもしれなかったので電動ドリルを用意していたのですが、何もせずに済みました。高さ調整用に準備したタコ糸も無用な買い物に。
そして、前々から気づいていたのだけれど知らんぷりしていた、タイマー2つの時刻合わせ。ひとつは40分進み、もうひとつは2時間10分も進んでおりました(笑)。
と、いうことで。1週間に渡る3回に分けた作業が無事完了。もっとも、無事かどうかはこれから次第ですが。にしても、大掃除も3回目になると随分と手際が良く(そして雑に?)なってきました。参考までに、現時点でのタンクデータを記しておきます。