淡水浴

先々週末に入手したエイブリー・エンゼルくん。いまなお第1水槽内の隔離小屋で餌付けのまっ最中。なんだけど、右側の胸びれ近くにいつの間にか擦過傷らしきものが出来ているのを昨夜発見。

この「隔離中」なのに「いつの間にか」というのがヤな感じ。ナニカで擦った可能性もあるけれど、奇生虫とかだったら、とってもイヤだ。そんな訳で、淡水浴させました。

タッパーに水を入れ2分くらい浸けると、はい、写真の通りグッタリ。患部を指でさすってナニガシカをこそぎ落とし、更に待つこと2分。淡水とほぼ同量の水槽の海水を継ぎ足したら、活動再開♪ そのまま隔離小屋へドボン!

そんな荒療治でしたが、すぐにエサをパクつき元気な様子。

数日観察して、必用とあらば再度淡水漬けじゃ。

ANTI RED 〜1ヶ月後〜

第1水槽に湧いた藍藻退治のために、カミハタ「ANTI RED」投入から約1ヶ月が経ちました。投入後は、ほぼ毎週20L換水しています。

左は、投入前の写真。

そして、現在の状態。

ANTI REDの説明書には効果が1ヶ月続くと記されています。相変わらず底砂とガラスの接触面には藍藻が潜んでいますが、今なおその他の箇所に藍藻の進出は見られず。効果絶大!って感じではありますが、投薬後から秋口になって水温が下がったり(28→26℃)、スキマーを入れたりパワーヘッドで水流を変えたりしているので、投入初期の効能はともあれ「現状維持」は複合的な要因の結果ではあるのでしょう。

この間、水槽内では・・・

・ミズタマハゼ★
・ホヤらしき生物★(写真)
・マクガイ2個体★
・モゲた傘からナメクジの様にガラス面を這い回っていたウミキノコが行方不明
・モゲた傘からキノコ状に1cmくらいまで復活していたウミキノコが行方不明
・幹だけになって藍藻に包まれ死んだと思っていたウミキノコが復活の兆し
・ほかのサカナたちは、至って元気。

前述の通り、設備に変化を加えているので複数の要因が複合的に絡みあっているとは思うものの、なんとなーく、ホヤと貝の★はANTI REDとの因果関係が強そうな気がしています。

ま、薬品を使わないで済む、イイ環境を維持したいもんですね。

まぶしすぎるぜ、クマノミ水槽。

立ち上げから3週間が過ぎた事務所の第2水槽。ここで住人達の紹介なぞ。

立ち上げ翌日に放流したクマノミ2匹、それに1週間後に投げ入れたタマイタダキイソギンチャク、いずれも元気です。移動式住居タマイタ荘の管理人は大クマさん。日曜日に買ったエイブリー・エンゼルのオマケでもらったテトラ・マリン・ジェル クリルをたらしてみたら、自ら食さずに、せっせとタマイタに給仕しておりました。エライやっちゃ。

片や小クマさんは、タマイタに入居できないばかりか、大クマさんに邪険にされて尾びれと背びれが傷んできています。ヒレも同族関係も良好になってもらわないと、独房入りのミスジリュウキュウスズメダイの隔離時間が延びるばかり・・・。

クリーナーとして導入したスカンク・シュリンプは、藻と新しいエサばかり喰って底に落ちたクマノミのエサには見向きもしない。しかたがないから、人間様が毎日スポイトで吸い出してます。でもまぁ、クマノミの身体は清掃してあげているようなので、全くの無駄メシ喰いではないか。

同じく底面クリーナーとして雇ったマガキガイは、やたらに体育会系。第1水槽にいるヤツは底面だけ彷徨っているのに、コイツはライブロックやガラス面によじ上りながらせっせと藻を喰い続けています。

立ち上げ直後ということもあり、珪藻の発生がひどかった時期がありました。そこで第1水槽から徴用したのが、タカラガイ。ライブロックの下に潜り込んでじっとしていたかと思えば活発に動き出したり、いたってマイペース。しっかし、こいつ、貝殻はキレイなくせに、外套膜で覆われると途端にフランケン的グロになるんだよなぁ。

あと写真には写ってませんが、窓ふきに雇ったシッタカは良く働いていくれてます。

照明は60cmLEDで全体を照らし、そこにスポットLEDを足して照度勾配を作っています。イソギンが好きな光量の場所を選べるようにしたつもり(当のタマイタは、なーも気にせずフラフラ移動しておりますが)。

その照明は、冬至の日の出/日の入り時間のウチガワ30分くらいでタイマー設定しています。と、思っていたのですが。本日、実は毎晩深夜0時にオン設定になっていたことが判明・・・。

つまり、3週間もの間、午前0時に日の出を迎え、夕方5時半に日の入り。
日照時間、17時間30分??

Copyright ©2025 新たまねぎ小屋 All Rights Reserved.