iMac:Marverics にインストールした CS5 のアップデート障害

事務所のiMacを新調することになり、新旧2台のiMacを昨日からセットアップ中です。いままで私が使っていたのは Mid 2010 / Snow Leopard のモデルで、これに Adobe CS5 ほかアレやコレのソフトをブチ込んで仕事をしていたわけですが、たまたま Marverics 環境が必要になった案件があったので、一足先に新しい環境でのソフトの互換性チェックを済ませていました。どうやら使用頻度の高いソフトでは実用上の問題はなさそうだったので、安心していたんですけどね。ところがどっこいしょ。

新しいiMacへのCS5のインストールにはなーんの問題もなし。ところが、一通りインストールしたあとで Adobe Apilication Manager(以下、AAM) でアップデートをかけたところ、最後に「一部のアップデートがインストールできませんでした」画面。実際のところ、一部どころか全部。なんらかの通信障害の可能性もなきにしもあらずなので、何度か試してみても結果は同じ。

ネットで調べてみて、最初に試したのが、ターミナルからのコマンドラインによるスーパーユーザー権限での AAM 実行。でも、ダメ。次が、AAM 自体のアップデート。Adobe サイトから AAM をダウンロード&インストール(→Link)。

そして再び CS5 のアップデートをかけてみたら、一部のアプリを除いて成功しました。

アップデートできなかったのは…
・Fireworks CS5
・Illustrator CS5
・Flash CS5 Professional

個人的にFireworksなんてどうでもよいのだけれど、ほかは厳しい…。

ということで、残った連中はアドビサイトでアップデーターを検索しながら個別にインストール。

インストールの際に、Macがブツクサ言ってきました。

そんな苦情には耳をかさず、インストールを実行してみれば、いずれも何のトラブルもなく無事完了。

一通りアップデートが済んだ時点で AAMを起動してみれば、エサを待つヒナのように候補がゾロリ。

ヤな感じ〜と思いましたが、各項を開いて内容を確認してみたら、どれも同じアップデーターを求めていただけでした。

そして実行。今度は AAM も文句言わずに働いてくれましたー。

ということで、無事、最新状態にセット完了!
ちなみに、Marverics 機投入を機会に Creative Cloud に加入していたので、実際に CS5 の出番があるかどうかは状況次第(笑)。ただまぁ、サブスクリプションサービスなんて永続的に使い続けるのか、わかりませんもの。手元にある「確かな物」は、いつでも使える状態にしておきたいというのが、昭和世代のモッタイナイでありますね。

【追記1】 今まで使っていた方の iMac のOSとソフトウェアの新規インストールの片手間にこの記事を書いていたのですが、今見たら「一部のアップデートがインストールできませんでした」画面が…。Snow Leopard でも同じ状況に陥っているようです。同じ環境で使ってて、今までそんなことなかったのになぁ。チマチマとアップデートしてきたからかな…。ほんとにもう。お高いくせに、お高くとまりやがって、て気分。

【追記2】 全く同じ方法論で解決しました。OS じゃなくて AAM の問題だったと。

MacBook Pro:バッテリー交換(ただし純正にあらず)

しばらく前に内蔵バッテリーの寿命が切れていた Core 2 Duo 初代モデルのMBP15″。間もなく購入から丸7年になろうというモデルですから、いまさらバッテリーを新調する気もなく、バッテリーを取り外して外部電源だけで使っていました。

なのですが。バッテリーを取り外した結果、重量バランスが崩れ、フタを開くたんびに底面が持ち上がってしまうのが実に鬱陶しい。かといって膨れ上がったバッテリーを繋ぎっぱなしにするのも安全上よろしくないので、オモリのつもりでサードパーティ品を通販注文しました。

購入したのは、ロワジャパンという会社が販売している純正互換品。

純正品(写真 右)の外装は本体と同じ金属製であるのに対し、互換品(写真 左)は総プラスチックのシルバー塗装。色味も質感も明らかに異なります。まぁ、純正価格の約1/3ですから。

互換品のウラに貼られたシールによると、10.8V 5400mAh。
取り外した純正品と同じ中国製。

ちなみに、バッテリーを買うのは、これが3回目。

さいきんのモデルはバッテリーが取り外せなくなっている一方、バッテリー寿命が延びているそうですが、ユーザの手で交換できない消耗品を抱えているノートパソコンって、どうもまだ心理的に抵抗がありますね・・・。

本体に装着したところ。総プラスチック製の所為で剛性が低いのか若干つけづらかったです。それに、ほんの少し飛び出してます。それにやっぱり、質感に明らかな違いが(笑)。

なお、飛び出し量は脚よりも低く、安定性を阻害するほどではありませんでした。また、ネット上の購入者の声にあった「クリックしづらくなった」ということもなく、まぁ、フツーに使えそうかな、と。

左はシステムプロファイラの表示内容。SONYって、ホントか? 他のパラメーターで null がいくつもあるので怪しい気もしますね。性能については、今後の話ということで。目下、最初のフル充電中です。

ま、私の場合、外部電源主体で使用していることもあり、バッテリー性能自体は余り気にしてません。安価なバッテリーですし、古いマシンですし、割り切ってます。持ち運ぶときにいちいちシステムを終了しなくても良くなれば、それで十分。基本、オモリですから。

と、いいつつも。

当初、量販店へ純正品を買いに行っていたのです。ところが、今や純正バッテリーは店頭販売はおろか発注すらできなくなっていると説明を受けて、そんなハブンチョな扱いをされるくらいなら純正品なんかイランわい!と、多少お門違いなヘソの曲げ方をしてしまったのでした(笑)。

NAS:LINKSTATION LS-WX2.0TL/R1 復旧

エラーランプが点滅し続けていた自宅のリンクステーション「LS-WX(以下、WX)」。ホントはHDDの故障だったのに、サインを読み間違えて本体が壊れたものと勘違い。そして、その代替機として注文していた一世代新しい「LS-WV(以下、WV)」が、週末に届きました。

勘違いに気づいてからアチコチ調べているうちに、たまたま「WX」と「WV」はどちらも純正の交換用HDDの型番が同じであることを知りました。じゃ、データのサルベージなんかしないで、素直にドライブを移植してみようかな、という気に。ちなみに、私ゃ2TBモデルをRAID1で利用しています。

ということで、電源を一度も入れることなく届いたばかりのWVのHDDを取り外し。TOSHIBA DT01ACA100、ですと?

壊れたWXのHDDは、Seagate Barracuda 7200.12 1TBでした。交換用HDDの商品型番は同じだというのに、中身が違うとは。これは、あまり厳密な仕様規定がある訳ではないとみた。

ということで、似たような仕様のバルクHDDを探してきました。残念ながら Seagate の7200シリーズは置いてなかったので、代わりにST1000DM003を購入。

と思ったら。厚みが違うじゃない。

2.5″ならともかく、3.5″でも厚さ違いってあったんだ。さいきん、こうしたパーツを買いに行ってなかったからなぁ。おじさん、知らなかったよ。

新HDDは、薄いだけに端子の接続はすんなり行きませんでした。もっとも、高さ以外の仕様は同じなので嵌めてしまえばこっちのものです。とかいいつつ、少しガタツキがあるのがヤな感じ。
(写真左が作業対象のWX、右がWV)

手順通りにRAID1の復旧開始。なにごともなく処理が進んでいき、そして待つこと約8時間(長っ!)。正常に復旧いたしましたー。パチパチ。

なのですが。直したWXは、事務所で使っている同型機の物理的なバックアップ用に回すことにして、自宅では新たに購入したWVを利用することにしました。結果、データコピーにまた数時間費やしましたとさ。

なお。今回の話題はメーカーサポートから外れる話ですので、同じことしてナニカあっても自己責任であります。よって、参考レベルにて。

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