3年前に購入したリンクステーションの音が、近頃ミョーに気になってまいりました。ヴーという低周波の唸りに、ウィー系の軽い音が加わっているような感じ。
前者は、本体内部からの振動が棚板で増幅され、さらにそれが本体筐体に共振を与えている気配。後者は、HDD ではなくファン由来っぽい。ともあれ、棚の暗がりから下ろし、明るいところで観察してみたら、ゲッ、キタナッ
まずは筐体の外側からホコリを掃除機で吸い取り、続いて HDD を取り外してから内側のゴミを竹串で絡め取りました。もっとやるとなると、筐体からシャーシを抜き取らなくてはならないので、面倒だからココまで。
清掃後の清潔感あふるる姿。
エアフローが改善することで、ファンの稼動状況が落ち着いて静かになるかな、なんて淡い期待はモチロン期待はずれ。
で、あるならば、棚板側をどうにかしてくれよう。降りしきる雨の中、DIY 屋に出向いて購入したのは、3mm 厚のアルミ板と10mm 厚のスポンジ。
さっそく敷いてみる。軽い音が軽減し、全体的に音の出方がマイルドにはなったような気が、しなくもないような。筐体の共振を抑えることには成功したものの、棚板の共振を消すには至っていない感じでしょうか。
振動の発信源の位置を変えることで共振具合が変化することはママあることなので、設置場所を下から3番目から2番目の棚板に変更することにしました。結果としては、ずいぶんマシに。相変わらず唸りは生じているものの、ソコソコ減衰している印象。さらに、音の発生源が下に移ったことで、音が耳に直接入りづらくなったことも好影響を与えているのでしょう。ひとまず、これなら気にはなるけど耐えられなくはないレベル。残る改善ポイントは、冷却ファンの交換、か。ざざっと調べてみたら、バッファロー純正部品で約2千円でした。
ちなみに、エアコン嫌いの私の使用環境において、リンクステーションは3年ごとに壊れてました(今ので3代目)。今まで気にならなかった音が気になりだしたってことは、ぼちぼち買い替えても良い頃合いなのかも。改善するか新調するか、ちょっと悩ましいタイミングではありますな。ま、いずれにしても。保険で別の外付 HDD にデータをバックアップしておこうかな。いくら RAID 1(ミラーリング)で使っているとはいえ、HDD ではなく本体が壊れたら面倒ですものね。