60cm水槽:白点病、蔓延す。

大掃除から2週間を過ぎたあたりから、水槽内をグルグル暴走して回っていたナメラヤッコの食が細くなり、そして隠れがちに。これはヤバイかな、と先週の日曜日(5/29)に様子を見に行ってみると、ナメラが⭐️に。ばかりか、クマノミの目が白濁してポップアイ気味になっているではありませぬか…。

体表が白い粉を噴いたようになっていたので、まず、白点病が疑わしい。ということで、そそくさと淡水浴。そして水槽にヒコサンZ(マラカイトグリーン)を滴下。

数日様子を観察していると、ミスジリュウキュウスズメダイとニセモチノウオの動きもおかしい。どうやら、全員罹患した気配濃厚。これは学級閉鎖ですな。

6/1(水)、集中治療水槽を設置。全員を淡水浴の上、隔離。病んでも暴力的なミスジは、さらに隔離。60cm 水槽は、水換えしないで空回し。

6/3(金)、クマノミの白点が増え、ヒレが破れ、動きが鈍くなっていたため淡水浴。半量水換えしてヒコサンZ再投入。

そして今日、6/4(土)。クマノミの体表の白点は減ってました。そのかわり、水槽の底に長さ1mm弱の細くて白いモノが散らばっており…。

サカナを除去して水槽を淡水浴。
サカナ達も淡水浴。

ちなみに淡水浴時間は、状態の悪いクマノミで2分、ミスジは3分。ニセモチは前回の淡水浴で、海水に戻してから動きが通常に戻るのに時間がかかったこともあり、1分程度としました(状態もスズメダイたちほど悪くないですし)。

さらに白点虫取りの名人、スカンクシュリンプを導入。さっそくクマノミくんが口を大きく開けて「先生、診てください」とばかりに寄っていくものの、着任早々で環境に不慣れなスカンク先生は及び腰。頼むよ、診てやってくれよ。元気になったら襲われるかもしれない気持ちもわかるけどさ…。

といった感じで、当面は治療と掃除の繰り返しかしら。あと1週間も空回しすれば、60cm水槽の環境も安定してくれるでしょうし、そうなれば症状の軽いモノから隔離を解けるかと。しっかし、ほんっとスズメダイはタフですねぇ。それに比べて小型ヤッコときたら…。もう飼わないぞ。でも、ナメラが元気だった間、見事にミスジの頭を抑えてて水槽内が平穏だったのは事実。代役となる、タフなサカナはおらんかなー。

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