本日はお日柄もよく、スクーターのグリップ交換を済ませました。
車両購入当時から摩耗が気になっていたものだから、速攻でスペアパーツを用意していたんですけどね。面倒くさがっているうちに2年経過していたと(笑)。
交換部品は、Amazon で購入したアイネットのハンドルグリップ 25602(パイプ径 22.2mm、全長 118mm)。
まずは左グリップをカッターを用いて、パイプを傷つけないように薄く徐々に開腹。
ある程度切れ目が入ったところでペンチでグリップをむしり取ってみれば、ハンドルパイプがサビてんじゃん。キャブクリーナーを吹いてウェスで汚れを拭き取ってから、真鍮ブラシで表層のサビを払い、赤サビ転換剤を塗布。
続いて右グリップを開腹。
右グリップの芯パーツには、グリップ勘合部の両端に滑り止め用と思しき突起がありました。
左グリップ部に塗ったサビ転換剤の乾燥待ちもあるので、まずは右グリップの取り付け作業に着手。キャブクリーナーで表面を清掃し、ボンド ウルトラ多用途 SU を芯側に薄く塗布してから、グリップを押し込んでいく。なのだけれど、半分ほど入ったあたりから滑りが悪くなり、作業が停滞する。
そこで、反対側に回ってハンドルを左にきり、右足をステップに載せ、ハラキリ・スタイルでグリップをじわりじわりと引き寄せてみたら、うまい具合に入りました。今回使用したサードメーカーのグリップには、芯の内側突起をしまい込む溝が入っていなかったので、突起に突き当たったところで挿入終了。
続いて左グリップ。滑らかな金属パイプ相手なので、こちらはスムーズに作業完了。
作業時間は左右で30〜40分くらい。今回使用したボンドは、実用強度まで3時間、完全硬化まで24時間かかるようなので、感触は明日あたりに確認しようかな。
しっかしまぁ。以前の郵政カブのタイヤばらし作業同様、最後にバイクのグリップ交換をしたのって前世紀の話ですもの。コツなんて、すっかり忘れてましたわい。