長年キャメル・マイルドを愛用していたのだけれど、震災を期に沖縄では入手しづらくなってしまい、これまた長年のセカンドたばこだったマルボロ・ライト(今はゴールド)が格上げされて早7年。
本日、そのマルボロの景品で当てたiQOSが届く。応募していたくせに実のところ関心は薄くって、使っている人をなんとなく観察していたくらいで商品知識は皆無だった私。コンビニ店員から「レギュラー系はマズイらしいわよ」と耳打ちされたので、メンソール系の強そうな(箱の色が濃い)葉を選んでみた。で、試してみたのだけれど。
パイプやキセルと同じような感覚で、漠然と機器本体の充電接点側をくわえる。何もおこらない。ほんのりメンソールの香りはするが、何かが変だ。そうか、向きがおかしいのだ。2本目は、たばこの差し込み方向を変え、本体をくわえる。…なんだろう。フィルターが焼ける香りがする。
ここに至り、iQOSユーザーの、パピコを口にしているかような姿を思い出した。そうなのだ。くわえるべきは機器本体ではなかったのだ。これだけの図体の持ち主だから、その内部でナニカとても科学的に素晴らしいことが起こっているものだと勝手に想像を膨らませていた私が悪かった。そして3本目のたばこを手に取り、電源を入れる。赤ランプが点灯。バッテリー切れ。
ということで、4本目にして正しく吸えました。なるほどねぇ…。続ければ慣れるだろうけど、な味ではありますな。同じ加熱式でも電気じゃなくて炭火だった CORE の方が、満足感はあったような気がする(沖縄での試験販売だけで撤退したっぽいけど)。
さてはて。せっかく iQOS を頂戴したところで申し訳ないのだけれど、(往年の味とは全くの別物とはいえ)つい先週から近所のコンビニでキャメル・ライトが買えるようになったことだし、ごめんマルボロ、私ゃキャメルに戻るよ。気付にメンソールが欲しくなったときにでも、ありがたく使わさせていただきますわ。