現時点で言えば、初日の柔道の二人と昨日の女子マラソンですね。
周囲(マスコミ)の連覇に対する過剰ともいえる声にも負けず、谷の二連覇・野村の三連覇は率直にエライ! ちょと目がうるうるしてしまいました。その後の階級でも日本選手が金を取ったりすると、うるうるしてしまっていたのですが。ほんと、柔道の「一本勝ち」って素敵な勝利システムですよねぇ。しっかし、柔道って普段はほとんど注目を集めないのに、オリンピックでの盛り上がりだけは物凄いですなぁ。
一方、昨夜の女子マラソンの野口もスゴかった。後半ヌデレバが接近してきて、40キロを過ぎたあたりで、もうダメかな??と思い、トラックに入って手を挙げて声援に応える姿を見て、「お前そんなことしてる場合か〜後ろ見ろ!後ろ!!」なんて心の中で叫んでおりました。『8時だよ!全員集合』の志村か、おのれは。でも、結果オーライ。これ以上ないくらい、オーライ♪
ところで。オリンピックの舞台では1試合が10分以内に終わらない競技には、いまひとつ興味を覚えない私。なので、野球とかサッカーとかバレーとかはあんまり見てませんでした。例外的なのが先のマラソンと女子ソフトボール。女子ソフトの7回までという試合時間の短さと、同点の場合8回から2塁にランナーを置いての攻撃というのは、なかなか緊張感があっていいですね。選手達も個性があって楽しめたのですが、私は解説の井川さんと岩佐アナのかけあいで喜んでました。
岩佐:○○○○・・・上野、速いですねぇ。
井川:そうですよぉ〜、速いですよぉ〜、いいですよぉ〜
万事この調子でしたよね。おいおい、そりゃ解説じゃなくて感想ちゅうか相づちでしょうが!などと心の中でツッコミを入れながらも、井川さんの優しい声と尻上がりの語調と前向きなコメントで、なんだか心が癒されました(笑)。岩佐アナも相づち的なコメントにリズムが乗って軽やかな実況でしたし、二人には金メダルを差し上げたいところでありまする。いやぁ、良かった良かった。