iMac i5 21″(Late 2013):故障、内蔵ドライブ摘出。

一昨日、iMac 21″(Late 2013)で古い iTunes ライブラリの整理中に、突然ブツン!と電源が落ちました。以降、あれこれ条件を変えて電源を入れてみましたが、うんともすんとも言わなんだ。

電源が入らないのでは対処しようがないので、廃棄決定。数年前にリセットして、古いアプリ起動マシンとして利用していたので大したデータが残されているとも思えないのですが、念のため、内蔵ドライブを取り出して確認することにしました。

この iMac は、6年前にドライブ交換とメモリ増設済み。恋ならずとも開腹も二度目なら、大したコトではありませぬ。まして本体の完全復旧を考えなくて良いのであれば、なおさら。

そんな次第で、純正 1TB HDD から換装していた 500GB SSD をちゃちゃっと摘出。別の Mac に繋いで中身を確認してみたら、やっぱり大したファイルは入ってませんでした。ひとまず、フォーマットを済ませ、次回登板までブルペン待ちよ、と。

それにしても。思い起こせば5年前に壊れた MacBook Pro(Late 2006)も、いきなりブツン!でした。予兆がないと、壊れた時の備えができないので、どうにもイヤな傾向ですね。

デューン 砂の惑星PART2

前作「デューン 砂の惑星」はコロナ禍で出不精になっていた所為もあって、テレビ鑑賞になってしまったので、その敵討ち、というわけでもないのだけれど「PART2」を封切り早々に観てきました。

前作で背景説明とキャラクター紹介が済んでいるおかげでしょう、展開がアグレッシブ。登場人物たちは作品内での時の経過を窺える変化をキチンと遂げていて、なんかこう、すごく真っ当な「大河ドラマの2作目」でした。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督との対談でクリストファー・ノーランが「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」を引き合いに出していたのも、納得。

ブレードランナー2049」でも感じられたのですが、ヴィルヌーヴさんは異世界環境に観客を引き込む映像づくりが上手いです。本作では、砂漠と砂虫がすごくイイ。あと、暗がりの中の人物描写も良かったな(シャーロット・ランプリングの目が素敵)。そんな次第で、暗闇の中の大スクリーン鑑賞をお勧めします。3時間超もあるけれど、長さは余り感じませんでしたよ。

ちなみに。私は80年代のデヴィッド・リンチ版もリアルタイムでした。世間的には評判がよろしくないですけれど、私ゃさほど嫌いじゃないです。本作を観て記憶が蘇ってきましたが、意外にちゃんと作ってたじゃん、て感じ(特にビデオ配給の長尺版)。敢えて今、見直す必要はないでしょうけどね。

ARGYLLE/アーガイル

「キングスマン」のマシュー・ヴォーン監督による「ロマンシング・ストーン 秘宝の谷」的なナニカ、程度の予備知識で「アーガイル」を観てきました。

確かに冒頭こそ「ロマンシング・ストーン」くさかったのですけれど、どんどん捻りが効いてきて、別方向に進んで行きよりました。一癖ありますが、面白かったです。「キングスマン」や「オースティン・パワーズ」、「アイアン・スカイ」あたりの荒唐無稽さを楽しめる人におすすめ。

近ごろの映画って、設定やらストーリー進行やらがヤケに緻密な作品が多くて、ちょっと気づまりを感じていたのですが、エンタメ作品なら、本作くらい感覚的でもいいじゃんか、と。いや、本作も設定はメタ的だし重層化してるんだけれど、そこを意識しないでも十分楽しめる「緩さ」が良かったのかな。

どちらかというと、私は犬派
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