暴君王ジャイコの圧政の下、さすがにスネオにも疲れが見えてきたので、事務所の水槽に入れてみて隠れ家として有効そうに思えた、高さのある岩っぽい装飾品を追加しました。
なにやらウサギ小屋に住む日本人の様相を示してきたような。
同時に購入したのは、底面の掃除人、ヌマエビくん2尾。学生時代、頻繁にフィールドに通っていた頃、ヨシノボリを見かける川では、たいていカワエビも生息していましたし、近距離にいてもお互いを余り気にしてない様子が記憶の片隅に残っておりました。
最初はちゃんと同じ川のカワエビを採集してこようかと考えていたのですが、面倒くさくなったと。店に行ったら、ヌマエビが売られていたと。1尾198円だったと。まぁ似たようなモンだと。そんな次第でした。
ただ、店の水槽で売られていたヌマエビが、ちょうど死んだネオンテトラをついばんでいるところだったので、ちょとイヤな気配を感じたのも事実。一方で、ドコの馬の骨か分からないヤツらなので、地域の遺伝的な固有性を守るためには、万一繁殖しても水槽から逃がすことはできない。これはちゃんと管理せにゃあかんわいと、帰りの車の中で割と真剣に考えていたのです。
ところが。
パクン!
飽食の限りを尽くしているはずのジャイコに、あっというまに1尾食われてしまいました。てめ、人の悩みを一気に解決するな、ボケ。
思えばいつもカロリーメイトのようなモノを食わされているところへ、海鮮丼が目の前に来たようなものだもんなぁ・・・。ムリもない、か。哀れヌマエビの身体は半分にモゲたので、お頭はスポイトで吸着しながらスネオにお裾分け。こちらも旨そう頬張っておりました。
さて、そんなおり、事務所から「白子さんが黒子さんの方に入ってきちゃった」という緊急連絡が入りました。白子さんとは、先日ウチから事務所の水槽に隔離したオスのこと。ジャイコ政権の下ではウダツのあがらない小市民だったくせに、プレッシャーがとれた途端、悪代官化してしまったのです。その矛先は、当然メスへ。
この娘さんは、ヒレをズタボロにしながら壁面にペッと張り付いたまま「私はヨシノボリじゃないわ、ただの壁のシミ」とばかりに黒くなっている状態が続いておりました。よって、社長たちに「黒子さん」と命名されたと(当然オスが白子さん)。その後プラ版で水槽を二分していたのですが、人の目を盗んで娘に手を出しに行きやがったと。ふてぇ野郎だ。連休も入ることですし、黒子さんが復調するまで白子さんを実家に戻すことにしました。
ということで、いま我が家の水槽は、かなり殺伐としています。
3匹のヨシノボリたちの間に諍いは絶えず、ただ1尾だけ残されたヌマエビは水面近くの装飾物に隠れて息をひそめてます。そんな不穏な空気をヨソに、いつの間にか湧いてきた1匹のカワニナが我関せずと這いずり回わっているあたりに救いを感じますな。
まぁ、ヨシノボリの3匹という数字は、2匹や4匹だった頃よりは勢力図的にバランスが良さそうなので、それも救いかな。
ひょっとすると今だけの話かもしれませんが。
しばらく前から我が家に住んでいるヨシノボリのジャイコさん。
昨日レポートした我が家のヨシノボリたち。ジャイコの横暴があまりに目に余るので、水槽内の遮蔽物を増やす事にしました。
はじめホームセンターでレンガ風のタイルを探してみたのだけれど、手頃な部材が見つからず。ケミカル品を使うのはイヤだったのですが、しかたがないので発泡塩ビ版で自作することにしました。発泡だと自重で沈まないのは明白なのだけれど、そこでアクリルにしなかったのは、以前、ネイキッドの
プラ板と一緒に買ったのは、セメント用の砂。ヤツらの生息環境に近い条件を作り出してやろうという寸法です。既に平均直径6mmくらいの砂利と、それよりももう少し細かい砂利を使っていたので、その上に砂の層を作ってやろうかと。
と、いった次第で、今の水槽はこんな感じ。なんだか神社仏閣のような雰囲気になってしまいました。
塩ビ版には足をつけ、砂の上にオーバーハングさせるような形で設置。写真の時点では、急激な環境変化に皆とまどいながら大人しく寄り添っていましたが、しばらくしたら案の定ジャイコがイジメを開始(塩ビ版の下にいるのがジャイコ。上の手前にいるのがスネオ)。塩ビ版の対面に、石を重ねて反ジャイコ陣地を敷設したものの、やがてソコもジャイコの支配下に・・・。