昨年11月あたりから、CR-N775 の CD トレイの開き始めまでに時間がかかったり、挙げ句の果てには開くのを諦めたりする現象がちらほら。そこで年の瀬に CD を吐き出させ、以降の使用を控えておりました。
過去20年ちょいの間に3度、オンキョー製 CD ドライブで同じ目にあってきた身にしてみれば、あぁ、もうそんな時期か、なんですけれど、4度目となるコイツに関しては購入から2年半かそこらですからね。いくらなんでも、早すぎるなぁ…。
で、代替機をどうするか。しばらくアレコレ調べていたのですが、なんかこう、積極的に選びたいオーディオ製品が見当たらず。だったらもう、安価で安易な暫定処置でイイヤという気分になってしまいました。そして、ソニーのブルーレイ・プレーヤー BDP-S1500 をお買い上げっと。
この製品にしたのは、同軸デジタル音声出力つきで安価(売価で9千円台)な国産メーカー品だったから。CR-N775 側で DA 変換してやれば、ソコソコいい感じで音楽再生してくれるのではなかろうか、という思惑です。
テレビ周りの AV 機器の配置換えと再配線ののち、一時的に BDP-S1500 をテレビに繋いで初期設定を済ます。テレビの HDMI 端子に空きがなかったので、以降は映像出力なしの CD 再生専用機と化します。
BDP-S1500 は、本体に電源ボタンとイジェクトボタンしか存在せず、テレビ画面上でのリモコンによる GUI 操作が前提になっておりました。なので、映像出力なしに思惑通り使えるか一抹の不安を抱えていたのですが、幸い HDMI 接続不在でも文句をたれず、CD を入れてリモコンの再生ボタンを押せば CD の再生が始まり、また CD を入れたまま電源投入してリモコンの再生ボタンを押しても CD の再生が始ってくれました。えらいぞ、ソニー。
で、肝心の音はと言えば。聞き比べてやろうと CR-N775 に CD を入れようとしたところ、完全にトレイが開かなくなっていたので(!)記憶の音との比較になりますが、内蔵ドライブ再生よりもメリハリも圧も弱目な感じ。若干もっさりしているけれど、悪い音というほどでもなく、暫定利用と考えれば十分に許容範囲内です。おかげさまで、安くて良い買い物となりましたよ、と。
【追記】後日、DAコンバーターを外付けしました。