
ブライアン・アダムスは、昔からリアルタイムで聴き続けているアーティストのうちの一人。新譜「Roll With The Punches」が発売されるという情報を目にした際も、そそくさとアコースティックバージョン CD 付きデラックス版を予約しておりました。
9月に入ってアルバムが届いてからというもの、通常盤を1週間ほどプレイヤーに入れっぱなしにして、朝な夕なに通し聴き。前作「So Happy It Hurts」が、気持ちよく振り切ったアルバムだったせいか、今回のアルバムは、もひとつ地味というか「いかにもブライアン・アダムス」的な安定感が強いような印象を受けました。ちょっと最近、曲名連呼パターンが多過ぎじゃね?て点が気にもなりましたし。
だがしかしけれども。そのあとでアコースティック版ディスクに切り替えたら、実に耳当たりがよろしゅうございまして。これまた1週間くらい聴いているうちに、曲名連呼が気にならなくなったばかりか、ふと口ずさんでいる私がおりましたよ、と。
さらにその後、再び通常盤に戻ったら、取り立てて引っかかりどこもなく、楽しく聴けちゃいました。なので、アルバム聴きする人なら、デラックス版が良いのやも。
【ブライアン・アダムス 発表年代別おすすめアルバム】
1980s : Reckless いわずもがなの代表作(この前後作も良い)
1990s:18 til I Die オバカが似合い始めてきた
2000s:Room Service シンプルさが良いです
2010s:Get Up 懐古的&ジェフ・リン色強めの異色作。でも、いい塩梅
2020s:So Happy It Hurts 帰ってきたオバカ。れっぜっびっぎったー!