どきどきする、この瞬間。

先月半ば頃から、MacBook ProにインストールしたTechTool Proから「HDDのアロケーションマップにエラーがあるぜ」警告が頻繁に出ていたのですが、ドタバタのおかげで最近まで手つかず。先週末、ようやくフォーマットする時間的余裕ができました。

まずは、ディスクユーティリティで起動ディスクをイメージ化してバックアップ。いままではWindows環境を別パーテーションを切ってBootCamp利用していたものを、Mac環境でVMWare Fusion利用に変更することに決め、シングルパーテーションでフォーマット!

昔だったら「全てバックアップしたっけかな・・・」と不安を覚えながら初期化していたのですが、ディスクユーティリティからディスク・イメージでまるっと戻せるようになってからは、結構お気楽♪ とはいえ、やっぱり「消去」ボタンを押す時は、少しためらいますね。過去に何度か失敗経験があるだけに(笑)。

戻してからは、比較的、順調。1回だけ、TechTool Proから同じダイアログが出されました。検証では問題なかったのに。ナニカのファイル自体に残っている問題を引き継いでいるのかなぁ・・・。

疑惑を残しつつも、それ以降エラー表示が出てこないので、ま、いっか。
何となく身辺整理が出来たくらい、スッキリ気分でございます。

・・・あ。Windowsを再インストールしなくちゃいけないのか。

PowerBook G4 12″:臓器摘出

致命的故障」と判断したPowerBook G4。WEB制作に携わる人間として、職業柄私はマシンの負荷分散とバックアップ用マシンを用意しておく目的で、ここ10年くらいは必ず複数体勢でパソコンを使用しております。現時点ではMacBook Proがメインの制作マシンであり、壊れたPowerBookは「デモ機」「メーラー」「iTunes 屋内再生」といった役割を果たしていました。

とはいえ。新マシン導入は年が明けてから考えればいいや、という気になってきたので、ひとまずPowerBook内のデータの抽出とMacBook Proへの移植を済ませることにしました。一昨日の夜、PowerBookをターゲットディスク・モードで起動して、外付けHDD状態でコピーを始めたところ、やっぱり途中で画面がおかしくなって停まってしまう。そうなると物理的にHDDを取り出さなくてはならない。そこで昨日、分解作業を実施。

過去においてこのPowerBookは、HDD交換・ファン&ヒートシンク交換・DVDコンボドライブ→DVD-Rスーパードライブ換装といった作業を行っていたので、まぁ、なんというか手慣れた感あり。それに今回は、元の状態に正しく戻す必要がないので、実に気楽(笑)。

分解手順は以下のサイトを参照しました。
分解WEB

このサイトではHDD摘出までの手順しか書かれていませんが、より詳しくて親切な海外サイト(英語)がドコカにあり、光学ドライブ交換時に非常に助かりました。もっと深い交換作業をされたい方は、探してみる価値があります(どこぞのパーツメーカーだった記憶が。すみません、今更調べる気力がありませなんだ)。

取り出したHDDは、GREENHOUSEの「IDE/SATA→USB2.0変換アダプタ」(沖縄で2800円程度)を経由してMacBook Proに接続。メーラーはThunderbirdを使っているので、ユーザ別ディレクトリ内の「ライブラリ/Thunderbird」を差し替え(MacBook Pro側でも二次的に使用していたため、保険で古いファイルはバックアップ)。一度再起動をかまして、動作確認。

それから、ちまちまとPowerBookにしかないデータをコピー(私はNASをメインの保存ディスクにしているので、ローカルのデータが少なくて楽♪)。コピーが終わってから、いい機会なので最近メンテしてなかったMacBook ProのHDDをTechTool Proでチェックしておきました。

と、いったところ。

なんだかんだで、やっぱりパソコンが壊れると1日無駄になりますね・・・。

山あり谷ありディスクなし。

夏ごろから不調の続く我が家のマックたち。

G3DTはOS再インストール、iBookは修理に出し、QuickSilverはHD交換。これで一通り復調。ほっとしたところで、QSに入れた新しいHDから怪しい音が・・・。

QSには夏場から3回HDを交換してたりします。1回はマスター、2回はスレーブ。怪しい音というのは、起動中にもかかわらず、HDの電源が一度切れて再投入されてスピンアップしているような音なのです。ひどいときは5分に1回くらいヒュイ〜ンヒュイ〜ンと鳴くのですね。

この音がしているときには、システム全体も瞬間的にフリーズ。おまけに、先日は起動時に「システムが見つかりまへん」画面でストップ。ノートンCDで起動したら、2台のHDがマウントしておらなんだ。で、もっかい再起動したら、マウント。ノートンに診察してもらったら、問題なし。以降はフツーにHDから起動できたかと思ったら、いきなりフリーズ。どうやらマウントしていたHDが何故かマウント解除されたらしい。また再起動して、その後は特に異常なく使えてます。相変わらず、HDのうめき声はしているのですが。

いままでは、たまたまHDの不調が重なっただけかなぁ〜と思っていたのですが、こりゃマザーボードもしくはIDEコントローラーがくたばってきているのではないかという気がしております。んな訳で、修理に出すかなーと思いたって、昨日Appleのサポートに電話。説明したり待たされたりして、なんだかなんだで1時間以上電話の前におりました。

結局、出荷時の状態でないと確認してもらえないとのこと。私は初期搭載メモリは別のマシンで使ってて、純正HDも買って2ヶ月もしない間に壊れて外してあるものだから、メモリもHDも外した状態で送ることになりそうです。今回の場合、スレーブを外したら案外フツーに動いちゃったりしそうで、再現性があるのやらないのやら、いささか不安だったりもするのですが。どうせ、1台のマシンに、それほど時間を割いてくれるとも思えないし。

しかし、なんですね。ノートやiMacと違いPowerMacって、「筐体内部へのアクセスを容易にして、ユーザによる機器の増設をしやすくしてある」マシンなのに、初期状態のハード環境でしかチェックしてくれないなんて、なんだかとっても不親切ですよね・・・。

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