ザ・クリエイター/創造者

劇場まで てくてく

久々のギャレス作品、観てきました。

設定や物語がベタだったりしたものの、絵作りが上手いし、人物描写がしっかりしてたりで、かなり作中世界に引き込まれました。そして、ベタなくせしてホロっときちゃいましたよ、と。

あちこちに元ネタが垣間見えるカットがあって、監督が好きだったのであろうアレやコレやがブチ込まれている気配を感じつつも、そこら辺がノイズにならずに整えられてた点も良かったかな。

ただ、ダサい勘亭流フォントがやたら目について、その点だけがミョーに引っかかってしまいました。日本といえば、歌舞伎でお寿司なのかしら、ギャレスさん。それとも、古い邦画でありがちだった「手書きの筆文字」と混同してるのかな。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター

公開直後、せっかくだから IMAX で観てみようかな、なんて思っていたくせに、けっきょく終映間際になってから、フツーの 3D 字幕版で「アバター:WoW」を見てきました。

したらね。ストーリーがあるようでないような。それに、家族の絆やら異文化交流やらのドラマが、随分とまた画一的な。キャメロン作品って、だいたいが冗長に過ぎるきらいがあるように思うのだけれど、本作は特にソレが強いような。

だがしかしけれども。海の映像はすんごく良かった。
これだけでも大スクリーンで観た甲斐はありました。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者

先々週の「トップガン マーヴェリック」に引き続き、これまた滑り込みセーフ気味に先週末「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」を観てきました。

なーんか、恐竜たちが背景事情に追いやられていて、人間アクション多めのファミリー映画でしたよ、と。つまらなくはなかったのだけれど、サスペンス調だった前作「炎の王国」とプレ予告(屋外シアターが襲われるヤツ)からして、「恐竜と人間社会の狭間で起こるヒリヒリするようなスリル」が感じられるような映画だったらいいなと期待していたところがあったので、いささか肩透かし。

もっとも、本来、心のキレイなコドモたちが目をキラキラさせて楽しめれば良い映画であって、いい歳したオトナがグダグダ語るのはヤボってものかもしれません。それにつけても最近の映画は尺が長くて、いい歳したオトナはトイレに困りますな。

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