60cm海水魚水槽 大掃除:#4 ライブロックを組む。

午前中、炭鉱のカナリヤよろしく水槽に落としたマガキガイの様子に異常が見られなかったので、たぶんまぁ大丈夫だろうと、夕方前にライブロックとお掃除貝たちを避難水槽から移してやりました。

ライブロックの構成は、見栄えよりは整備性重視。低く、流れ良く、な方針にて。お掃除チームは、マガキガイ1個体とシッタカ4個体。

なお、午前中にセットした照明タイマーのモード切り替えボタンが壊れていて、「常時オン」でロックされていたことが判明。もともと魚類を移植するまでの期間、照明をオフにしてライブロックについた藻類の成長を抑えながら、せっせと貝に食べてもらおうと企んでいたので、慌てず騒がず、ゆるりと代替品を選びますかね

一方、避難水槽は、カクレクマノミとニセモチノウオの魚2匹と、掃除当番で残したマガキガイ1匹だけになって、寂しい感じ。遮蔽物がなくなってしまったので、水槽内を軽く掃除してから湯飲み茶碗を沈めておきました。繭で寝床を作るニセモチくんのお気に召すと良いのだけれど。

さて。底砂を攪拌し、ライブロックを動かした 60cm 水槽内は、白点虫を筆頭に大量のナニガシカが目を覚ましているはず。魚類の移植は、2週間後の予定です。

せっかくだから、久々に新しいメンバーを迎えたいところですね。

60cm海水魚水槽 大掃除:#3 水槽内をセットアップする。

水槽のセットアップから5日後、一昨日のこと。
外付フィルターのドレン管とヒーターカバー、水温計をプラ容器に入れ、石灰藻にまみれた面を下にしてサンポールを撒く(換気注意!)。1時間くらい原液に漬け込んだあと、機材が沈む程度まで水道水を足して半日放置。

その後、グズグズに崩れかけた石灰藻をスクレーパーで剥がし、中性洗剤をつけた粗めのスポンジで洗浄。

カバー同様、ヒーター本体も石灰藻まみれになっていたのだけれど、さすがに電気製品をドボンと酸を漬ける気にはなれなかったので、吸盤とケーブルに対し、筆塗りサンポール&スポンジ洗浄で局所対応いたしましたよ、と。

そして、次の日曜日、つまり今日、今さっき。
水槽内にドレン管とヒーターを設置。光合成を要するイソギンチャクがいなくなったこともあり、また、いらん藻類の繁茂抑制の思惑もあって、照明タイマーを従来から1時間短縮(従来:9:30〜15:00、現在:10:00〜14:30)し、動作を確認。

再立ち上げから1週間しか経っていないのだけれど、水槽の匂いやスキマー排水の状態からして、残る段取りを早めに進められそうな気配。まずはマガキガイを放牧して様子を観察することにいたしましたよ、と。

次は、ライブロック設置の話

60cm海水魚水槽 大掃除:#2 水槽をセットアップする。

先週日曜、水槽のガラス掃除を終えた頃には夜も更けてきたので、間髪入れずセットアップに進みました。

底面の目隠しとしてガラス3面にゴムシートを這わせたのち、底面フィルター用の網を敷き、外部フィルター用のろ材で隙間を埋める。

その上に1層目の砂を積んでいく。

2年前のリブートの際に使用した硝化菌の残りを発掘。砂の上まで浸るくらい海水を入れたのち、底面フィルターの網の下に硝化菌を注入し、砂で覆い尽くしてみる。

目隠しのゴムシートの少し下くらい、だいたい全量の 1/3 くらいの砂を撒いたあたりで鉢植え用の底面ネットを敷く。そして2層目、残りの砂を撒いていく。ここらへんの構成は、10年前から余り変わってません。てかまぁ、部材を使いまわしている限り、変えようもないのですが…。

そして人工海水を満たし、パワーヘッドとスキマーを設置。様々なヨカラヌ物質やら、死屍累々の有象無象やらが濃密に漂っていることは想像に難くないので、この時点では外部フィルターは取り付けず、強めにかけたスキマーでアク抜きしながら、水が落ち着くのを待つことに。

翌日、意外なくらい、水が透き通る。さらには気になる臭気もなかったので、早々に外部フィルターを取り付けることにしました。いや、床に外部フィルターを仮置きしている間に、犬のイタズラでホースが外れて海水を撒き散らしそうで怖かった、という背景事情もあったんですけどね(笑)。

しかし。2年前の作業時は、ソコソコの日数が経過するまで水槽から下水臭がしていたのですけれど、今回は全くそんなことはありませんでした。前回の砂洗浄は「水道水でシッカリ」していたのに対し、今回は「新鮮な人工海水でザックリ」洗ってましたからね。おそらく、魑魅魍魎の生存率が段違いなんじゃないかと思われる次第。どちらが理想的かと問われれば、部材を使い回してる時点で、理想から遠いわぇ。

続いて、水槽内の下準備

Copyright ©2024 新たまねぎ小屋 All Rights Reserved.