EPSON PM-4000PX:とうとう壊れる。

2002年頃に購入した PM-4000PX が、とうとう壊れました。

インク不足を訴えていたカートリッジを新しいモノに交換しても、正しく認識してくれず、赤ランプが点きっぱなし。カートリッジを抜き差ししても、電源を入れ直しても、果てまた古いカートリッジに戻してみても、なにも変わらず。ただただ、赤く光るのみ。

ここ15年くらい、日常の印刷にはより安くて速くて静かな別機種を使っていて、PM-4000PX は、年に1度か2度の「ここ一発の高画質」が必要な時にだけ使う感じでしたからね(ちなみに最後に使ったのは、ほんの1ヶ月前)。よく保った、というか、よく保たせてしまったというか、20年以上、お疲れ様でした、です。

にしても。プリンター本体の寿命がどうこうよりも、こんなにも長い間、旧製品用インクカートリッジが売られ続けていたことが、つくづく不思議でありました。ありがたかった、ですけどね。もちろん。

Mac mini (2018):Big Sur にアップデート

仕事用マシンである Mac mini (2018) は、ここ2年くらい OS X Catalina (10.15)で動かしていたのですけれど、ぼちぼち最新の Adobe 系ソフトの動作対象から外れつつあったので、久々に OS をアップデートすることにしました。

振り返れば、漢字 Talk (7.x) の時代から Snow Leopard (10.6) までは、新 OS が配布される度にアップデートしていたんですけどね。以降は気に入った OS を長めに使うようになりました。Marverics (10.9) なんかは、えらく長いこと使っていたような。

ともあれ。現時点の最新 OS は Ventura (13) だけど、仕事で使う以上、変化より安定が望ましいから、Catalina (10.15) に連なる Big Sur (11) にいたしました。最後の OS X から、初代 macOS へのバトンタッチですな。

ともあれ、まずは App Store からBig Sur を入手。

ダウンロード後、インストール・ウィザードが自動起動。
ここで、起動ディスクの更新前バックアップをし忘れていたことに気づく。

そして Time Machine を開いてみれば…。「バックアップを自動作成」のチェックが外れている。よくよく見ると、最新のバックアップが 2021年9月6日ですと?? きっと、何か重い処理をやらせていて、無駄なリソース消費を排除しようとしたんだろうな、過去の俺。

てことで、16ヶ月分を差分バックアップ。基本、重要なファイルや重いファイルは起動ディスクの外に置いているとはいえ、さすがにえらい時間がかかりました。

気を取り直して、インストール開始。

時間潰しに遊んでいたゲームに集中してしまい、気づけばインストール完了。
にしても。なに、この、派手な画面。

初期設定のデスクトップ画像が目に優しくないので、適当な写真に変更。そんでもって、主要ソフトのアップデートと動作確認をひとしきり済ませ、作業終了。

Big Sur の使い勝手は仕事始め以降に判明していくのでしょうが、ダイアログ周りとか、iPad 臭さをうっすら感じますね。ま、あんまり動作が重くならなければ、なんでもいいのですけれど。

SONNET BREAKWAY BOX 550 の清掃

2019年に購入した Mac mini (2018) には、外付 GPU として SAPPHIRE PULSE Radeon RX 580 を積んだ SONNET BREAKWAY BOX 550 を接続しています。だがしかし、さいきん急に画面がブラックアウトしたり、Mac mini が再起動したりする場面が増えてきていて、なんとなく、外付 GPU 周辺に疑いの目を向けていたのです。

そんな折、テリヤキバーガー・パソコンの電源スイッチ清掃をしたものですから、その上に積んでいた外付 GPU もついでに清掃してくれようということになった次第。

筐体左側面の吸気口にはうっすらホコリが溜まり、サビも出ていて、ヤな感じ。

そこで、取り外した筐体カバーは潔く水洗い。キッチンペーパーで水分を拭ってから、エアダスターを当てながら歯ブラシでメッシュ部を清掃。

してからに、メッシュ部をサビキラーカラーの艶消し黒で筆塗り。なんだけど、サビで表面の荒れた網状構造に筆塗りするのって、筆を置いた周辺の穴は塗料で目詰まりするわ、そのくせ塗料は伸びづらいわで、意外に難しい。

仕方ないので、塗料を多めに塗っておいて、すぐさま裏に紙をあててエアダスターで目詰まりを吹き飛ばすことにしました。ただ、そんな事してると乾燥が早まってしまうわけで、サビキラーによるサビ転換が十分に進んでいるのか怪しいところなのですが…。

引き続いて、筐体内部の清掃。電源ユニットのファン周辺にもホコリが溜まっていたので、取り外して拭き掃除。

筐体側で歯止めがかかっていたのか、ビデオカードのファン周辺は非常にキレイ。念のため、何度かカードを抜き差し。

そして、再組み立て。側面からサビの気配が消え失せただけでも、気分よし。

接点周りで気になっていたのが、Thunderbolt ジャックの浅さ。すぐに突き当たってしまい、プラグの半分くらいしか嵌合していないのです。購入当初、メーカーに確認しようかとも考えたのですけれど、実使用に問題はなかったので放念しておりました。とはいえ、改めて目の当たりにしてしまうと、やっぱ、ヤな感じ。

ナニガシカ改善に繋がればと、使用中の外部接続コネクタに接点復活剤を軽く吹き、何度かケーブルをキコキコしておきました。

そして、あるべき場所に戻し、全てをつないで起動確認。今のところ問題なし。このまま問題なしでいてくれ、てところです。

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